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【広瀬すず】【橋本環奈】少し古い記事ですが、同学年の飛び抜けた知名度の二人の女優を比べています。

この二人の知名度高い二人について、個人的な解釈を述べています。

【筆者のコメント】

橋本環奈は2.5次元的イメージが大きく、ジブリの舞台「千と千尋の神隠し」が代表作の一つになりそうです。
そこが彼女のポジションでしょう。
だから、女としての顔が見える様なプライベートが報じられたら人気が落ちていきそうです。


★映画の興収を比較すると、圧倒的に広瀬すずが上。

高校生の青春モノの主演を演じており、しかも確実に集客しておりそれぞれ14億円の興収を上げている。

シリアスな役、難しい役もこなして来ているので、恋愛スキャンダルがマイナスにならずに役の幅を広げる方向に向かうだろう。

あいかわらずF1層に嫉妬されて悪口書かれているが、制作側からの支持があるので、結婚しても出演が減るとかではなく、むしろSEXシーンも演じられるきっかけになって行くだろう。


★一方、橋本環奈は主演作は数字が発表されない程集客力が無い。

売り上げている作品は、ジャニーズタレントの相手役もしくはイケメン若手俳優の相手役。

ジャニーズタレントは背丈が小さくて殆ど170cm以下なので、橋本環奈153cmはちょうどよい相手役。
性格がおじさん化しているという印象があるので、ジャニーズファンにも受けが良い。

若い女性人気と言われるが、主演映画を見に行くと言う人気ではない。
ジャニーズタレントの相手役として安全パイだと言う事を言っているだけ。
男のファンは少ないだろう。

★将来アラサーになって、ガハハと低い声で笑う豪快なパブリックイメージでキャスティングされる役はどんな役だろうか?

2.5次元女優として今後10年は食っていけるでしょうが、アラサーになってテレビドラマの主役として適切なドラマは思い浮かばない。
医者役、弁護士役、エリートサラリーマン役のどれも思い浮かばないのは、ワンパターンの表情と背が小さい立ち姿と、上記役のイメージの違いだろうか。

橋本環奈は、紅白司会(2023年)とNHKの朝ドラ主役(2024年)がピークで、その後朝ドラ女優様に相当する様な主役が廻ってこない事で停滞するであろう。
葵わかなや黒島結菜とかがそのパターンである。

今や若手NO1の演技女優になった朝ドラ女優「芳根京子」の様に、10年に渡る修行的経験として脇役でも目立たない企画でも事務所がやらせるか?の問題。
もめても事務所を押し切れるかでしょう。
すぐ儲けに走る事務所だと潰される。


【参考】

■橋本環奈 2.5次元ドラマ女優 現在は仕事は多いけれど、人間と言うよりアニメの中の子?

筆者が書いた記事



■“圧倒的存在感”の広瀬すずと“非現実的な美少女”橋本環奈、意外すぎる「共通点」

文春オンライン CDB  2021/04/11

 4月3日放送の『ニノさん』の中では、4月新ドラマ『ネメシス』のシークレット出演者・橋本環奈が発表された。大きな注目が集まったのは、『ネメシス』で櫻井翔とともにW主演をつとめる広瀬すずとの初共演が実現したからでもある。
 映画『新解釈・三國志』に2人とも出演してはいるものの、広瀬すずはシークレットゲストとして完全に別のシーンでの短い出演であり、2人が同じ場所で撮影したシーンはなかった。1998年6月生まれの広瀬すずと1999年2月生まれの橋本環奈は同学年である。これまで同世代の若手スターとしてよく比較されてきた2人が本格的に共演する初めての作品が『ネメシス』ということになる。

★これまで本格的共演がなかった背景には、実は2人が出演する作品がそれぞれ別の傾向に分かれているという理由もあるだろう。

広瀬すずの出演作は『海街diary』『怒り』『三度目の殺人』、テレビドラマであれば『anone』と、日常を舞台にしたリアリズムの作品が多い。

一方の橋本環奈の場合、美少女ぶりが設定やストーリーと矛盾してしまう。

橋本環奈は『銀魂』『暗殺教室』『今日から俺は‼︎』など、コミック作品の実写化ヒロインに高い評価を得ており、たとえば同じ漫画作品の実写化でも、広瀬すずの代表作の一つである『ちはやふる』シリーズが部活動競技という日常を舞台にしているのに対して、橋本環奈は『キングダム』に代表される非日常的な作品が多いのだ。

 現在WOWOWで放送中のドラマ『インフルエンス』を見てもわかるように、橋本環奈の演技力はリアリズム作品でも十分に通じる上手さを持っている。にもかかわらず出演作にそうした非日常系コミックヒロインが多くなるのには、漫画やアニメの二次元ヒロインを実写化するのに、彼女の美貌と身長がうってつけだからというのもあるのだろう。

だがそれは裏を返すと、橋本環奈をアイドルスターに押し上げた非凡な「小ささ」と「可愛さ」が、日常劇の中で時に浮き上がってしまうという難しさもあるのだ。

『かぐや様は告らせたい』のように、学校一の美少女という設定のキャラクターなら問題はなく、むしろ適役である。だがたとえば『ハルチカ』や『午前0時、キスしに来てよ』のような、平凡な少女役を演じると、橋本環奈の非現実的なまでの美少女ぶりが設定やストーリーとしばしば矛盾してしまう。

★橋本環奈がかかえているハンデ

『ハルチカ』では部員の集まらないブラスバンド部の入部勧誘に、橋本環奈演じるヒロインがビラを配るが生徒たちが誰も受け取ってくれない、というシーンがある。しかしこう言っちゃなんだが、配ってるヒロインは橋本環奈なのである。どう考えても集まるだろう男子部員。同級生どころか、隣の学校の男子まで押しかけるレベルの美少女である。

『午前0時、キスしに来てよ』では、平凡な少女という設定の橋本環奈が、女優である恋のライバルに対して「やはりお美しいですね、この世のものとは思えないくらい、お顔も小さくてまるでお人形さんみたいで、それに比べて私は…」とコンプレックスを告白するセリフがある。
橋本環奈にそんなことを言われる相手女優の身にもなってほしい。フランス人形みたいな顔はお前の方じゃ、と心の中でつっこまざるをえない設定の破綻であった。

つまり橋本環奈は、アイドルとしてはそれこそ1000年に1人級の逸材だが、女優としては「美しすぎて」逆に役を選ぶ難しさを背負っているのだ。


★一方、圧倒的なオーラを持つ広瀬すず

 広瀬すずも実は、橋本環奈と同じように、若手トップ女優としては意外なほどラブストーリー作品が少ない。『なつぞら』では結婚から出産も演じたし、『SUNNY 強い気持ち・強い愛』では片想いを演じたが、いずれも物語の中の一場面であってメインストーリーではなかった。

岩井俊二監督作品『ラストレター』は、広瀬すずという女優のある一面を最もよく描いた映画かもしれない。
広瀬すずが演じる遠野未咲はものすごい美人という設定で、森七菜が演じる妹がコンプレックスを抱く対象として描かれている。

普通はこの設定で映画を撮るなら、妹役に森七菜のような新人美少女女優を配役しない。実際、岩井俊二脚本をそのまま中国映画として撮り直した『チィファの手紙』では、妹役は姉に対してずっと地味な顔立ちの子役が演じているのだ。
だが『ラストレター』の中で、どう見ても自分も美少女である森七菜演じる妹がさんざん気を持たせたあとに、マスクを外して顔を見せる姉の遠野未咲に神木隆之介演じる鏡史郎は雷に打たれたように恋に落ちる。魂を抜かれたように呆然と姉を見送る主人公を見ながら、森七菜演じる妹は「美人でしょう、妹が言うのもおかしいけど」と寂しげに微笑み、神木隆之介演じる史郎は「……すごいね」とつぶやく。

 森七菜は『ラストレター』撮影後のインタビューで映画を振り返り、「私が感じたのは、広瀬さんがいるその雰囲気だけで、映画自体を支配してしまうような、圧倒的な存在感やオーラがあるということ」と答えている。

 彼女は映画を支配してしまう、という森七菜が18歳で語った言葉はもしかしたら、これまで語られた中で最も的確な広瀬すずについての女優論かもしれない。

 当たり前の話だが、森七菜も息を呑むような美少女であり、『ラストレター』は彼女を一躍若手トップ女優に押し上げ、多くの新人賞をもたらした作品だ。にも関わらずあの「姉は美人」シーンが観客に違和感なく成立しているのは、広瀬すずと森七菜の顔立ちに差があるからではなく、森七菜が語る通り、説明のつかない「映画を支配する力」が広瀬すずにあるからだ。

 水彩画のように淡く美しい雰囲気をまとう森七菜に対して、広瀬すずの放つ空気は鮮烈で濃密だ。鑑賞されて評価されるという受身の美ではなく、自分のエネルギーを相手の目の中にねじり込んで支配してしまうような強烈な生命力が広瀬すずにはある。


広瀬すずがその強烈なエネルギーを生の舞台で爆発させた、野田秀樹演出の『Q』は、観客や批評家の絶賛と、長い歴史で初めての、初舞台俳優への紀伊國屋演劇賞受賞をもたらした。

筆者も何度かその舞台を観劇したが、顔も見えないほどの遠くの席まで届く広瀬すずの声とエネルギーに、この女優の本質は顔ではなく生命力にあることを改めて感じた。

だが作品によっては、その強烈なエネルギーが役柄と相反し、観客に反発をもたらすこともある。朝ドラの『なつぞら』にせよ、SNSにはまるで広瀬すずのエネルギーが水面に波紋を起こすように、彼女に対する称賛と反発が同時に渦巻く。

「こんな綺麗な顔ならどんな不幸があっても生きていけるでしょと思ってしまう」という捨て台詞のようなツイートが何千いいねもされることもある。だがそれは顔立ちというより、広瀬すずが放つ過剰なエネルギーに対する反発のように思える。

★橋本環奈と広瀬すずの、あまり知られていない共通点

 広瀬すずはテレビドラマ『anone』でホームレスの少女ハリカを演じる時、目が隠れるほど前髪を伸ばした。それは強すぎるエネルギーを画面に出さないための彼女の役作りだったと思う。

 今回『ネメシス』で天才探偵助手を演じるにあたり、広瀬すずは自ら監督に提案して髪にパーマをかけたと『HOT PEPPER』のインタビューで語っている。

 ドラマの役の衣装を着た広瀬すずを見るとよくわかるが、それは美しく見せるためにかけたパーマではなく、汚れたジャケットにブーツを履いて走り回る探偵助手・アンナが髪型に無頓着であることを表現するためのパーマだ。広瀬すずは今回の探偵助手美神アンナ役を、息を呑むような美少女ではない、別の人物像として作りあげようとしている。

『ニノさん』で2人並んだ橋本環奈と広瀬すずを見ていると、親友を演じるという2人のキャラクターをドラマの中で鮮明に役割分担するために、広瀬すずのパーマが視覚的に重要であることがよくわかる。広瀬すずはたぶん、「甲乙つけがたい美少女が2人」という絵にはしたくなかったのだろう。



【筆者のツッコミ】

少し持ち上げ過ぎなのは、芸能マスごみなのでしょうがないとして、若い男の子にとってビジュアルも良く小さい身体も好きになる要素ではありますが、「ガハハと笑う男っぽい性格」は大きく興味を失う要素です。乃木坂の中にいたら絶対的no1にはなれないでしょう。

※別な話で恐縮ですが、
アイドルオタクは、自分より弱くあまり賢くない少女が好きであり守ってあげたい対象がno1になります。ハシカンの様にはっきりものを言う前に出る性格は好みません。(一般的な芸能人としての要素ではありません)
現乃木坂5期生もビジュアルが良くスキルも高く場慣れしていて、デビュー2年目とは思えないメンバーが揃っていますが、生駒里奈や西野七瀬の様な何事にも怯える小動物の様な「守ってあげたいメンバー」は一人もいません。
それが乃木坂が少し衰退気味な最大要因です。
女が強くなると、婚姻率が低下して少子化になります。


「この世のものとは思えないくらい、お顔も小さくてまるでお人形さんみたい」なのに、ガハハと大口開けて共演者をにツッコミを入れる性格とのギャップが好き嫌いを大きく分ける要素であり、広く浅く好まれるわけではありません。

有名になると言う事は、ぬぐいがたい「パブリックイメージ」を作ってしまう事でもある。

それを拭いたくて苦悩するのが役者であるが、「渥美清は寅さん」であり、「水谷豊は右京さん」であり、それ以外にはなれません。
だから、広瀬すずは広瀬すずであり、橋本環奈は橋本環奈として女優人生を歩んでいくしかありません。自分の私的ポジションを見つける事です。

※数千万人の頭の中を変えられない。


【参考】

この記事自体は2018/04/30更新の古い記事なので、参考程度にしてください。

■【橋本環奈vs広瀬すず】人気は?演技力は?どっちが上なのか調査!

エントピ 2018/04/30 更新

だから、演技力と言う表現で比べるのはいかがかと思います。


終わり


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