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雑誌『ミュージカル 2022年ミュージカルベストテン』で生田絵梨花が女優部門8位に選ばれました。

このミュージカル・ベストテンはミュージカル関係者、ファンはもとより、世間の注目度も高く、各主要メディアも報道する大変権威のある賞です。
今上演中の「GYPSY」が好評で終われば、来年のランキングでもっと上に行くでしょう。もはや、いっぱしの女優です。



1.ストリッパー役に初挑戦の生田絵梨花 往復5時間かけて親友の卒業コンサートに出演する“義理堅い”素顔

デイリー新潮 2023/4/8(土)


数十人ものメンバーを擁する人気のアイドルグループの一員でも、ソロ転向後も活躍するのはほんのひと握り。その一人が、一昨年に乃木坂46を卒業した生田絵梨花(26)だ。

演劇担当記者が解説する。
「最近はミュージカル専門誌の最新号に登場。昨年に上演された作品を対象に、演劇評論家や演劇記者が選ぶ、ミュージカル女優のランキングで堂々8位にランクインしたのです」  

注目すべきは獲得票数。

「若手の実力派女優・高畑充希(31)と同じ10票で彼女も8位だった。
もはや“元アイドル”ではなく、いっぱしの女優ですよ」
 

3年前は1票も獲得できずに圏外。一昨年はわずか1票で35位。そこから一気に飛躍を果たした格好だ。

「生田は過去にミュージカル『ロミオとジュリエット』でヒロインのジュリエットを、『レ・ミゼラブル』で主人公のジャン・バルジャンに引き取られるコゼットと、若くして命を落とすエポニーヌという二人の少女を演じました。が、いずれもトリプルやダブルキャストの一人だったんです」  

昨年は人気コミックが原作の「四月は君の嘘」のヒロインを単独で演じている。

「実質的には主演といえる役回り。歌や演技に成長を感じさせました。先の専門誌のランキングでも、作品部門で9位に入りました」

初の大物女優との共演

 その生田は4月9日に東京芸術劇場で開幕する「Musical GYPSY」に出演予定だ。1930年代のアメリカで活躍した伝説的ストリッパー、ジプシー・ローズ・リーの回顧録が原作で、娘をスターにすることを夢見る母・ローズを大竹しのぶ(65)が、その娘で後にバーレスクの女王となるルイーズ(ジプシー・ローズ・リー)を生田が演じる。

「日本では昭和57年の草笛光子(89)、ピンク・レディーの未唯mie(65)のコンビが初演で、平成3年の再演では18歳でヌード写真集を発売したばかりの宮沢りえ(50)がルイーズを演じて話題に。肌を露出した衣装で、共演した宝塚歌劇団出身の鳳蘭(77)も驚く演技力を披露。宮沢が女優として活躍する原点といわれています」  

生田にとっては、初の大物女優との共演になる。

「本人は“いままでにない挑戦になると思います”“何より大竹しのぶさんと、親子として舞台でご一緒できるのがうれしい”と意欲的です。大竹が演じるローズは、娘の成功を願うあまりに暴走する毒親の典型のような母親。舞台上で大竹と生田が繰り広げる丁々発止のやりとりには、いまから期待が寄せられています」

義理堅く、友だち思い

 その生田は今冬、ミュージカル「MEAN GIRLS」に主演したばかりだ。
「ミュージカルは女性の観客が多いので、休憩時間には女子トイレに長蛇の列ができます。が、この公演では男子トイレも大混雑。アイドル時代からの熱心な男性ファンが多いのも、生田の強みです」  

この公演期間中だった2月26日には、乃木坂46時代の大親友・秋元真夏(29)の卒業コンサートに飛び入り出演を果たしたそうだ。

「生田は大阪での昼公演を終えると新幹線に飛び乗り、新横浜の会場へ。コンサート終了後には再び新幹線で大阪に戻りました。いまも大の仲良しとはいえ、往復は5時間。義理堅く、友だち思いの生田の性格が出ていますね」

(芸能記者)  大女優との共演は、どんな化学反応をもたらすのか。
「週刊新潮」2023年4月6日号 掲載



2.【参考まで】
下記ブログのクリエイターは、「阪清和」さんで、日本でも有数の舞台を見ている方です。

【活動報告=お知らせ&速報】 ミュージカル・ベストテン2022の選考投票に参加しました、1位は4年連続四季作品の「バケモノの子」、部門1位は井上芳雄・望海風斗・小池修一郎、上白石萌音は昨年8位から女優2位に大飛躍(2023)

阪清和  2023年3月9日



3.「ミュージカル」誌が選ぶ2022年ミュージカル・ベストテン

2023-03-07

【作品部門】
1位 バケモノの子 152点
2位 ガイズ&ドールズ 126点
3位 ヘアスプレー 90点
4位 リトルプリンス 79点
5位 今夜、ロマンス劇場で 67点
6位 スラムドッグ$ミリオネア 66点
7位 蒼穹の昴 56点
7位 ブラッド・ブラザーズ 56点
9位 四月は君の嘘 51点
10位 モダン・ミリー 36点

【再演部門】
1位 ダディ・ロング・レッグズ 30点
2位 エリザベート 28点
3位 手紙2022 24点
4位 メリー・ポピンズ 21点
5位 ピアフ 19点
5位 ラ・マンチャの男 19点
7位 NEVER SAY GOODBYE 17点
7位 ミス・サイゴン 17点
9位 ラブレター 16点
10位 グレート・ギャツビー 15点
10位 ジャージー・ボーイズ 15点
10位 ネクスト・トゥ・ノーマル 15点

【男優部門】
1位 井上芳雄
2位 柿澤勇人
3位 市村 正親
4位 坂本昌行
5位 浦井 健治
6位 伊礼彼方
7位 屋良朝幸
8位 廣瀬友祐
9位 松本白鸚
10位 中川晃教
10位 花村想太

【女優部門】
1位 望海風斗(60点)
2位 上白石萌音
3位 渡辺直美
4位 大竹しのぶ
5位 土居裕子
6位 濱田めぐみ
7位 花總まり
8位 生田絵梨花(10票)
8位 高畑充希(10票)
10位 天海祐希
10位 愛希れいか


終わり

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