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【生田絵梨花】【松尾スズキ】NHK「スイッチインタビュー」に出演。後編が11月17日(金)放送された。

1.【筆者のコメント】
何より、演劇界の大御所松尾スズキ氏に指名されて出演した。臆せずに演技論を話しているのが凄いなと思った。

松尾スズキ氏の企画・演出の舞台「きれい」に生田絵梨花が出演した縁で生田絵梨花に多大な興味を持って今回の番組に指名した。
生田絵梨花を松尾スズキに紹介したのは、「劇団☆新感線」の橋本じゅんであり、その前年に生田とで共演している。


■生田絵梨花「恐怖心あるんです」舞台で難しさ感じる理由

モデルプレス 2023/11/18(土)

舞台『キレイ―神様と待ち合わせした女―』(2019年)で主演を務めたが、「すごく難しくないですか?人に笑ってもらうって」と舞台上で笑いを取ることが難しいと口に。

生田は「恐怖心あるんです。笑いの世界に対する」とアドリブで笑いを取ることに恐怖心があると話し、「舞台の笑いは難しいですよね。(構築した芝居を)固めるとそれはそれで違う。かといってノープランで行っても違う」と難しさを明かした。


【参考】 前回の対談

【参考資料】

松尾スズキ(まつお スズキ)は、日本の俳優、劇作家、演出家、脚本家、映画監督、コラムニストです。
1962年12月15日生まれ、本名は松尾勝幸(まつお かつゆき)です。福岡県北九州市八幡西区出身です。

1988年に自身が主宰する劇団「大人計画」を旗揚げし、作・演出を手がける一方で俳優としても活動しています。大人計画には、宮藤官九郎、阿部サダヲ、皆川猿時、村杉蝉之介、荒川良々、池津祥子、平岩紙などの俳優が所属しています。劇団公演はチケット入手困難で、テレビや映画でも彼らの顔を見ない日はありません。

■松尾スズキ(まつお・すずき)1962年生まれ。福岡県出身。
1988年に大人計画を旗揚げ。13年には、作画・文章ともに描き下ろしたオリジナル絵本『気づかいルーシー』を刊行。『命、ギガ長ス』(19)では作・演出・出演に加え、舞台美術も手がけ、『ツダマンの世界』(22)ではメインビジュアルのイラストも担当。
『ファンキー!~宇宙は見える所までしかない~』(96)で第41回岸田國士戯曲賞、映画『東京タワー オカンとボクと、時々、オトン』(07)で第31回日本アカデミー賞最優秀脚本賞、『命、ギガ長ス』(19)で第 71 回読売文学賞戯曲・シナリオ賞を受賞。
小説『クワイエットルームにようこそ』、『老人賭博』、 『もう「はい」としか言えない』は芥川賞候補に。

主演したドラマ『ちかえもん』は第71回文化庁芸術祭賞ほか受賞。
20年よりBunkamuraシアターコクーン芸術監督。
23年より京都芸術大学舞台芸術研究センター教授に就任。

大人計画(おとなけいかく)は、日本の劇団及び芸能事務所。劇団の主宰は松尾スズキ。「有限会社大人計画」が運営している。

1988年、松尾スズキ作『絶妙な関係』公演で旗揚げ。1991年に宮藤官九郎が参加。以降『ウーマンリブ』シリーズの作・演出を手がけている。この他にも、松尾スズキによるプロデュース公演『日本総合悲劇協会』などの企画公演も定期的に開催している。

1995年、阿部サダヲ・宮藤官九郎・村杉蝉之介の3名によるコントユニット「グループ魂」を結成。1997年以降はロックバンドとしての活動も開始した。

2012年に当時大人計画の研究生として在籍していた矢本悠馬、青山祥子、井上尚、菅井菜穂が「劇団こまつな」を旗揚げ。

劇団であると同時に芸能プロダクションとしても運営しており、大人計画に所属している俳優の中には、マネジメント契約のみで所在している俳優もいる。また、劇団員の一部の芸名は松尾スズキによって命名された。

★アーティスト
TV出演して有名な人で言えば、宮藤官九郎、阿部サダヲ、皆川猿時、荒川良々、星野源などが所属している。

現在
松尾スズキ(主宰)
宮藤官九郎

顔田顔彦
阿部サダヲ
正名僕蔵
宮崎吐夢
皆川猿時
村杉蝉之介
荒川良々
近藤公園
三宅弘城(ナイロン100℃所属)
小松和重
少路勇介
星野源(音楽活動はアミューズ)
上川周作
篠原悠伸
井口昇
細川徹
池津祥子
伊勢志摩
宍戸美和公
猫背椿
田村たがめ
平岩紙
小林きな子
中井千聖
新井亜樹
グループ魂

過去
温水洋一/
片葉みはる/青島寒月/立石明石/久留蝶丸/山本密(現・山本大介)
鈴川麻王/桑畑虚/武沢物語/宮沢紗恵子/富川一人/青山祥子(2010年 - 2014年、研究生として在籍)/矢本悠馬(2011年 - 2016年、研究生として在籍)/
井上尚/菅井菜穂

大人計画と劇団☆新感線は、演劇界で勢いのある2つの劇団です。2014年に、架空の日本を舞台にしたスパイアクション活劇『ラストフラワーズ』でコラボレーションしました。

この舞台は、大人計画の主宰である松尾スズキが作、劇団☆新感線の主宰であるいのうえひでのりが演出を担当しました。出演者は、古田新太、阿部サダヲ、小池栄子、橋本じゅんなどです。

劇団☆新感線は1980年に旗揚げされ、劇画・マンガ的な世界観にド派手な照明と音響を用いた演出で人気を博しています。代表作には『髑髏城の七人』などがあります。


2.<生田絵梨花>「コロナ禍」の意味、そして「アート」へ 松尾スズキと「スイッチインタビュー」で対談・後編

毎日キレイ 2023/11/17(金)

エピソード2は聞き手が生田にスイッチ。
生田が、作家・演出家・俳優の松尾スズキの謎を解き明かす。
爆笑を巻き起こす松尾の笑い、その原点はどこにあるのか? 

対話のテーマは意外にも「コロナ禍」の意味、そして、「アート」へと転がっていく。松尾が描くアート作品とはどんなものか。アートと笑い、アートと芝居、その深い関係とは? 
二人の対談は、笑い満載、ジャンルを軽々と越え、予測不能の展開をみせる。


★オープニング

セーラ服と機関銃のオマージュ

★松尾スズキの紹介

★松尾スズキがコロナ禍でやりだした「アート」について語りあう。

★生田が松尾氏の創作に関する動機・向き合い方について聞きだす。

劇団の座長だから公演をやらなければ座員が喰っていけない。

赤塚不二夫に憧れて東京に来て漫画書いていた。

マンガを描いていると孤独なんだ。舞台だとリアルタイムで反応が解る。
それが次の糧になる。

生田の出演している「きれい」で初めて俳優での出演を辞めて客席から見て分かった事が大事だった。

ここから、松尾スズキが役者として岡本太郎を演じた時に感じた「アートと演技」の類似点について語ってくれています。

いろいろ準備していくが、本番一発で振り切った演技が一番良いと言う話。
アーティストと言うか演者にしかわからない感覚!
生ちゃん解っちゃっている。

舞台だと上手くできた日をなぞってしまう。でもそれではいけない。
やっている人にしか分からない話。

松尾スズキがコロナ禍時に描いた絵。

目には影が有る。

自分はキャラクターにしか興味が無い。

丁寧に準備する事絵に例えると下絵を描く事を軽んじて来た処が有る。

大学教授になって学生に教える事になって今まで情報を与える事教える事をしてこなかった事に気付かされた。

劇の当時のテンポ感とか流行っていた曲が明確になる事でリアリティー感に近づく。

松尾スズキさん、楽しそうだったし何か未だ終わりたくない感じが見て取れたのは、60才にして又階段を上っている自分を知ってもらいたい様です。

生ちゃん、難しいインタビューアーお疲れ様でした。良い経験になったと思います。

終わり

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