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「乃木坂46公式ライバル」オーデション始まる。プロデューサーは秋元康。レコード会社は、エイベックス・エンタテインメント。

初期メンバーは、セカンドキャリアでも活躍できる可能性が大きい。それは、そのグループが成功した要因の半分はそのメンバーの功績だから。
成功しないグループの話が出てこないだけで、失敗した場合はメンバー自身にその要因があると言う事でしょう。例えば、NGT48がAKB全体の勢いを止めた様にね。


1.「乃木坂46公式ライバル」始動に思うグループ“1期生”がパイオニアたる理由

日刊スポーツ 2023/2/8(水)

人気女性アイドルグループ、乃木坂46の公式ライバルグループの結成が明らかになり、今月1日からメンバー募集がスタートしている。

同グループは、昨秋に設立された「株式会社Ligareaz Management(レガリアスマネジメント)」が、「がんばれ!ニッポンのアイドル」プロジェクトの第1弾として「乃木坂46公式ライバルオーディション」を開催。秋元康氏がプロデュースを手がけ、次世代を担うアイドルの原石を発掘し、エイベックス・エンタテインメントから今夏のメジャーデビューを目指すという。

「乃木坂46の公式ライバル」という“看板”が話題として先行しているが、新たな女性グループの誕生は、初期メンバーとして、ゼロから歴史をつくっていく「パイオニア」になれるチャンスともいえる。  

2005年12月に専用劇場オープンとともに結成されたAKB48は、「秋元康プロデュース」の看板だけで集ってきた、まだ何者でもなかった22人の少女たちが集まって、全ての物語が始まった。前田敦子、高橋みなみ、板野友美、小嶋陽菜、峯岸みなみ、篠田麻里子(1・5期生)らが、初日公演の有料観客数が「7人」のところからスタート。06年4月に、大島優子、秋元才加、宮澤佐江ら2期生が加入するなど、後輩メンバーとも切磋琢磨(せっさたくま)し、試行錯誤を繰り返しながら、ゼロからムーブメントを生み出し、いつしか「国民的アイドル」と呼ばれるようになった。

その時々に在籍したメンバーがグループを支えていたことも間違いないが、やはり1期生の存在は、結果から見ても大きいと言えるだろう。“最後の1期生”となった峯岸が、21年5月に卒業コンサートを行った際、これまでの卒コンでは最多となった31人の卒業生が駆けつけたのも、峯岸の人柄もあるが、それだけ1期生としてリスペクトされる存在であったことの証明でもあった。

そんな「AKB48の公式ライバルグループ」として11年8月に結成されたのが、乃木坂46だ。選抜総選挙、じゃんけん大会といった斬新な基軸で駆け上がったAKB48グループとはまた一線を画し、白石麻衣、西野七瀬、生駒里奈、生田絵梨花、齋藤飛鳥といった1期生は、清楚(せいそ)で高いルックスレベル、ファッション誌モデルも多数輩出するスタイルの良さ、品の良さを兼ね備えたイメージで、アイドルファンの心をつかんだ。  当初は48グループと比較されたことも多かったが、独自の路線を貫き、その礎を築いてきた中心は1期生。昨年末に齋藤が卒業し、今月26日には“最後の1期生”秋元真夏の卒業を控え、グループとして、また1つの転換期を迎えるが、1期生が残した功績は、今後も語り継がれるだろう。  

2期生として乃木坂46に加入し、昨年7月に卒業した山崎怜奈は、今回の「乃木坂46の公式ライバルグループ結成」のニュースについて、自身がパーソナリティーを務めるTOKYO FM「山崎怜奈の誰かに話したかったこと。」(月~木曜午後1時)で、こう語っていた。
山崎 やるならば、入るならば、初期メンバーの方がいいと思う。もちろん大変なこともあると思います。土台を作らなければいけない、立ち上げなきゃいけない、自分たちがどうにかしていかなきゃいけない、そういうプレッシャーもきっとあると思う。荒波もあるかもしれない。でも、大人の期待もすごくある。これから自分たちが色を付けていけるっていう、そういう楽しみもたくさんある。私は私で楽しかったけれども、入るなら、初期メンバーのほうがいい! 入りたいなと思っている皆さん、頑張ってください!

何人のグループになるのか? どんなスタイルになるのか? 今回新たに結成されるグループの全貌は、まだベールに包まれたままだ。
いや、「がんばれ!ニッポンのアイドル」というコンセプト以外は、まだ誰もが分からないというのが実情で、それくらい1期生が作っていく色は強い。  

募集期間は18日まで。どんなメンバーが集まり、そして新たな時代をつくっていくのか-。「選抜」「センター」といった役割、肩書とはまた違った「パイオニア」になれるチャンスをつかめるのは、今しかない。【大友陽平】


2.【以下参考資料】

秋元康は、プロデューサーの佐久間宣行
「自分が乃木坂46のコンセプトやカラーを創ったわけでは無い。
白石や生田等とファンが創った」

※【傍証として】
佐久間宣行の東京ドリームエンターテインメント
秋元康をゲストに迎えて
佐久間:僕、こういう機会でしか聞けなくて、聞いてみたかったのが「坂道」なんですけど。坂道って乃木坂が先にあったじゃないですか?で、「上品」と。そして、欅っていきなりロック調だったじゃないですか?あれってコンセプトが先だったのか、それとも集まったメンバーを見てこういう…。
秋元さんって人を見て企画思いついたりするパターンもあるじゃないですか?それってどういう風に?
秋元:でもさ、佐久間と仕事してたから分かるじゃない?殆ど何も考えてないのよ。
秋元:別にそこに例えばAKBが「公立の高校」でこっち(乃木坂)が「私立の高校」とかは何も決めてなかったの。
ただ、なんとなく集まったのが、白石とか生田とかで
多分ファンの人がそういう風に決めて行ったの。
佐久間:集まった人と、ファンの流れでどんどんあの乃木坂の上品というか私学っぽいものが出てきたんですか?
秋元:そうそう


エイベックス+秋元康が創りだすアイドルが、K-POP寄りだろうが、BISH寄りだろうが、乃木坂46の競合になるアイドルは作れない。

乃木坂はSONYらしさを好むメンバーの父親の応援があって成り立っているグループだから。
エイベックスの様な、不良をアーティストに仕立てて来た企業には、乃木坂と同じものは作れない。
29TH Actually... でそこを間違って自らピンチに陥っていますが、SONYでも難しいのに、他の企業では出来ないでしょう。

それより、「乃木坂46」の本来の価値である高品質な希少価値を捨て去ってしまったのは、自滅の道だろうと思うのですがね。
次に、「乃木坂46」が衰退している理由の一つを、普遍的な『ミクロ経済学』で考えます。



3).「秋元康先生は何者か?」筆者の結論
「本物の破壊者ではないしょせんドラマ企画」という事が解ると、企画までは秋元康が描いた予定調和であり、それを演じる側に任されてしまいそれがドキュメンタリードラマとなる。そこから先、もっと面白くなるか?人気になるか?金になるか?は作る側の仕事。
つまり、似非破壊コンテンツ企画を提供するまでが秋元康の仕事だ。

しかし、欅坂は想定外にグループが破壊されてしまったので、内心秋元康は「きっちり脚本は書かない方が面白い」とほくそ笑んでいそうだ。
それが秋元康先生が言う『予定調和を破壊すること」。

だから責任は取らなくても良い。
秋元康が仕事を受ける時に「結果は見通せません。現場での演出やキャストにより変化するものだから」と言い切ります。

彼が長くやって来れたのは、そのレトリック且つギミックなポジション故なんだろう。
現実には、キャスティング・制作する立場の組織が居て、その組織を運営していく人がパートナーとして必要。
その人達が責任を取る。


★乃木坂46の対抗策は以下に書いています。


続く

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