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【乃木坂46】“危機感”からくる6期生オーディションの焦り。春&夏2回開催。

1.【筆者のコメント】
『Real Sound』は、乃木坂を割と好意的に書いてくれるWeb誌なのに、気になる『危機感』につて書いています。

まず、6期のオーデション募集は定期的なモノなのでオタク達は予想していただろう。
ここで話題にしているのは、募集を春と夏の2回実施すると言う事。
筆者も「なんで??」とは思うよ。


この記事で唯一問題が有るとすると、下記の記述
に生駒里奈、西野七瀬が抜けている処が、この人乃木坂46を知らないんだろうなと思ってしまうので、信憑性がガタ落ちする。

その背景にはグループを長年支えたメンバーの卒業がある。
近年、白石麻衣(2020年卒業)、堀未央奈(2021年卒業)、松村沙友理(2021年卒業)、生田絵梨花(2021年卒業)、山崎怜奈(2022年卒業)、齋藤飛鳥(2022年卒業)、秋元真夏(2023年卒業)といったタレント性抜群のメンバーが乃木坂46の看板を下ろした。  

乃木坂46は、他の女性アイドルグループより形成過程が複雑であり、その形成過程に対して『強いメンバーの個性』が強く影響した、と言う事が現在も強さと弱さになっている。
その事抜きにして何をやっても願った結果にはならない。

「形成過程が複雑」の部分については、下記の記事を読んでください。長いです。

結論から言うと、
「乃木坂46」という箱を続ける限り、1期生のピークは越えられないだろう。
2024年2月時点のレベルを保持していく事に徹する事で良くないか?

★大きな要点は2つ
●秋元康プロデュースの女性アイドルグループ市場は2014年には既に飽和状態であり、2つの方向性の両立が効果を上げた。
「清楚で高いビジュアルの大人グループ」と「田舎者で泣き虫な乙女」が両立していた。両立が非常に大事だった。

●受ける側の「認知」の問題であり、売れた為に「乃木坂46のイメージ」が定着してオタク以外に広がらない。


★5期生に限ると、中西アルノや岡本妃奈が1期生が創って来た『乃木坂46の高いブランドイメージ』を汚した事がファンを減らした事は事実である。

※若い男の子相手ならまだしも、「パパ活」イメージは払拭できない。
6期生が同じ間違いを起こしたら立ち直れないだろう。


★【参考】この緩い雰囲気、特に親目線での企画が凄く乃木坂らしい、お育ちの良さが出ている。



■乃木坂46 6期生応募オーデション



応募資格

満12歳~満20歳までの女性(2024年8月31日(土)時点において)※2003年9月1日~2012年8月31日生まれの方が対象になります。
2次審査以降の審査に参加できる方
研修生最終審査に合格後、研修に参加できる方※研修期間での最終選考を経て、正規メンバーを決定いたします。尚、研修生に選ばれた後も正規メンバー合格に至らない場合もございますのでご了承ください。
正規メンバーに選ばれた場合は、速やかに上京・在住をできる方

審査の流れ

春組

募集期間
2024年2月2日(金) 12:00~ 2024年3月5日(火) 17:00

1次審査
WEB応募書類審査

2次審査 (オンライン)
2024年3月23日 (土) 2024年3月24日 (日) 2024年3月25日 (月) 2024年3月26日 (火) 2024年3月27日 (水)

3次審査 (面談審査①)
2024年4月13日 (土) 札幌
2024年4月14日 (日) 福岡・仙台
2024年4月20日 (土) 名古屋
2024年4月21日 (日) 大阪 
2024年4月27日 (土) 東京
2024年4月28日 (日)   東京

4次審査 (面談審査②)
2024年5月18日 (土) 東京

研修生最終審査 (面談審査③)
2024年5月19日(日) 東京

その後、研修期間での最終選考を経て正規メンバー決定

夏組

募集期間:2024年6月~7月頃から募集開始予定
詳細は後日発表



2.乃木坂46、オーディション春夏開催の背景に“危機感”あり 6期生に求められる誰もが認める逸材

Real Sound 2024/2/11(日)

乃木坂46の6期生オーディションが2月2日にスタートした。メンバー募集は2021年7月以来となる。

ちなみに前回の応募総数は8万7852人で、競争倍率が約7987倍。この超難関を突破して2022年2月にグループへ加入した5期生だが、そのなかでも大きな飛躍を遂げたのが井上和だろう。井上は2023年8月リリースの33枚目シングル表題曲「おひとりさま天国」でセンターに抜てきされ、2023年大晦日の『第74回NHK紅白歌合戦』で同曲が披露された際にもその大役を担った。

果たして6期生オーディションではそんな逸材が現れるだろうか。

★新興勢力の台頭を前に、乃木坂46はどんな手が打てるか

今回の6期生オーディションで注目するべきは、春、夏の2回にわたって開催されること。これはグループ史上初の試みである。それにしてもなぜ、一度ではなく二度もおこなうのか。  

一つは、乃木坂46として「危機感」を抱いているからではないだろうか。乃木坂46が現在のアイドルシーンでも変わらずトップランクに位置していることに疑いの余地はない。「おひとりさま天国」はYouTubeでも再生回数が850万回以上、「Monopoly」(2023年)も450万回以上という数字を記録している(2024年2月時点)。
一方で「インフルエンサー」(2017年)、「シンクロニシティ」(2018年)のような、ファンの域を超えて一般層まで広がる“社会現象的”な楽曲が久しく登場していないのも事実。誤解を恐れずに言えば、再生回数に見合った世間の反響が感じられないのだ。  

また、現在の音楽シーンのヒットを生むツールの一つであるTikTokでも、乃木坂46が目立った影響力を放っているとは言い難い。
音楽やアイドルに関するさまざまな情報を受動的に仕入れられるツールにおいて、ファン以外が乃木坂46の楽曲を何気なくキャッチできる機会が少ない現状は、かつてほどの爆発力が失われつつあると言える。  

反対に「アイドルライフスターターパック」(2022年)が根強い人気を誇るiLiFE!、「わたしの一番かわいいところ」(2023年)がSNS総再生回数9億回を超えて「日本レコード大賞」最優秀新人賞にまで上り詰めたFRUITS ZIPPERといった新興勢力が台頭。両グループの存在や楽曲は、アイドルに興味がない人でも見聞きすることが多かったはず。そういったニューフェイスが、2020年代のアイドルシーンに新たな1ページを加えようとしている(もちろんそれが長続きするかどうかは別だが)。

そういったトレンドがなかなか作り出せないもどかしさが、乃木坂46の危機感につながっていると推察できる。  

もちろん、メンバーに厚みをもたせることがすなわち爆発的なトレンドにつながるわけではない。ただ、可能性を広げることはできる。なにより今のモヤモヤとした停滞感を打破するためには、グループを常に動いている状態に持っていくことが重要ではないだろうか。

そのためにも今回のように二度のオーディション開催でトピックスを作るなど、活発さを可視化させるべきだろう。そうすることでファン以外も「目が離せない」と思えるグループになるかもしれない。


★井上和の成長に期待しつつ、求められるさらなる逸材の発掘

もう一つ求められているのは、早い段階でセンターを張れるようなスターを見つけること。ただ、これが一番難しい。  

その背景にはグループを長年支えたメンバーの卒業がある。
近年、白石麻衣(2020年卒業)、堀未央奈(2021年卒業)、松村沙友理(2021年卒業)、生田絵梨花(2021年卒業)、山崎怜奈(2022年卒業)、齋藤飛鳥(2022年卒業)、秋元真夏(2023年卒業)といったタレント性抜群のメンバーが乃木坂46の看板を下ろした。  

彼女たちは、それこそ前述したように乃木坂46のことやアイドルのことを知らない人でも「見たことがある」「聞いたことがある」というほど認知度のある面々だった。

逆に『第74回NHK紅白歌合戦』でセンターをつとめた井上に対して、
視聴者から
「名前知らなかったけど、美少女すぎた」「真ん中に立ってた子がかわいい」
など驚きの声があがったのは、それだけ現在のグループは知られる材料が乏しく、かつてのように絶対的な存在が見当たらないことをあらわしていると言える。  

井上をはじめとするメンバーの今後の成長に期待を寄せつつ、

今の乃木坂46にはかつての人気メンバーたちのように誰もがはっきり認める逸材をさらに発掘し、特徴をつかんで積極的に売り出すことが求められている。
そういった部分では、6期生のオーディションを2回に分けて開催することでより幅広い視野で人材を見つけようとしているのは納得できる。


また、今回の応募者の中心が10代中盤から後半と考えると、幼少期に白石、生田らの輝きを目にしてアイドルに憧れた人ばかりだろう。これまでの応募者以上に乃木坂46への想い入れも強いはず。“ニュージェネレーション”だからこそ、グループに変革をもたらすことができるかもしれない。  

5期生の合格者が発表された際には一部メンバーの「活動規約に違反する行為」が指摘され、活動自粛処分が下された。ファンの間でもその判断には賛否両論があったが、なんにせよスタートからつまずく事態になったことに変わりなかった。

6期生オーディションではそうしたことが繰り返されないよう祈っている。 いずれにせよ、これからの乃木坂46への期待を込めて、6期生オーディションの動向を追っていきたい。

終わり

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