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大学生活を振り返る

早いもので、2023年も残り5か月です。
そして、あと半年もすれば、大学生が終わってしまうみたい。早い。
大学院に進学しようと思っているので、もう少しの間「学生」ではあるんだけれど。

さて、大学に入学してから3、4年の間に色々なことがあり、色々なことが変化しました。
社会の様子、近所の風景、人間関係、自分自身の考え方、知識や経験、学び…
今回は、そんな僕の大学生活を振り返ってみたいと思い、noteを手に取りました。


2020年4月。
関東のとある大学に入学。

しかし、その少し前から、新型コロナウイルス感染症が流行し始め…
入学式は中止。

「入学式、なければないで別に大したことはないな」というのが正直な感想ではあった。
これ、高校の卒業式がもし中止だったら、悲しかったかもしれない。
高校の卒業式は、あの「臨時一斉休校」が決まった直後、卒業生と先生だけでひっそりと行われた。
初めて好きになった同級生の男の子と、最後に一緒に写真を撮ってもらえてとっても嬉しかった。


サークルの新入生歓迎会や、学科ごとの対面の交流会なんかも軒並み中止になり…
4月中旬くらいだったかな?
大学から、シラバスや時間割、各種案内などが郵送されてきた。
学長さんのメッセージや履修登録の方法が記されたプリントを見ながら、どんな授業があるかな?と、シラバスをめくってみる。
うーん、何がどこに書いてあるのか。教養科目、英語、第二言語、専門基礎科目…
「プリントを見て自分でやってみて。」という状況だったけれど、なんとか履修登録はでき、完全オンラインの授業が始まったのは5月の連休明け。

それからはずっと、オンライン中心の生活。
講義はもちろん、試験も、実験科目も(!?)すべてオンライン。
実験科目は実験の動画を見たり、先生が実験したデータが配布されたりして、それをもとにレポートを書いた。
外出自粛なので、買い物などを除けばほとんど家にいた。


夏。
予定されていた東京オリンピックは、とりあえず延期されることになった。
感染者数は一時的に少し減ったけれど、オンラインの講義で大学の友達ができることはなかったので、友達と遊びに行くということはほとんどなかった。


後期が始まると、実験科目だけ対面授業になった。
同じ学科の人と実際に会い、顔は知っているし話したこともあるけど、初めましてとという人が多かったので不思議な感じだったが、数少ない交流の場になった。

相変わらず講義はオンライン。
文系学部など、実験の科目がない学部の人はずっと完全オンラインだったようで、大学の敷地内は人がまばらだった。

オンライン授業は、他の学生と交流しにくいという点はデメリットだったが、個人的には良いところもあったと感じている。
移動時間が0分なのは最大のメリット。
大学まで1時間くらいの通学時間が丸々なくなるので、1限の授業も受けやすいし、授業を連続で取ってもキャンパス内を走って移動しなくて良いのだから楽だった。(運動能力は着実に落ちていた笑)
そのおかげで、1年生の間に多くの科目を履修し、教職課程の科目なども含め、多くの単位を取得することができた。

後期の授業が始まり、秋から塾講師としてアルバイトを始めた。
フェイスシールドとか机の消毒とか、色々な感染対策が行われていた。
少しずつ社会が動き始めていたが、どこへ行くにももちろんマスクは必須。
お店や施設の入り口の検温器で体温を測るのは当たり前になっていた。


さて、そんな1年目を過ごした僕だったが、節目もあった。

オンライン中心の生活だったので、授業以外でもパソコンを使うことが多かった。
大学生になって初めて自分のパソコンを持ち、インターネットを本格的に利用するようになったことで、YouTube・Twitter・noteなど、色々なメディアと出会った。

その中で、Twitterとの出会いは大きかったかもしれない。
同性に恋愛感情を抱くことがあると自覚していた僕は、Twitterのいわゆる「ゲイ界隈」に出会った。
それまで「きっとどこかには、自分と同じような人がいるのだろうけど…」と思っていたが、探してみると意外とたくさんいたことに驚いた。
でも、1年生だった当時はそれほど深刻に考えていなかったし、「こういう世界もあるんだ」としか思っていなかったので、そこまで深入りすることもなかった。

そんなわけで、1年目が終わった。
この1年を一言でまとめるならば、「オンライン生活に適応しながら、とにかく授業をたくさん取った1年」だった。


さらっと振り返るつもりが、1年目だけで意外と長くなってしまったので、1年ごとにまとめようと思います。
ということで、2年生の振り返りはまたの機会に綴ることとします。
今日も最後までお読みいただきありがとうございました!


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