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Milky Way

今日は7月7日=七夕である。

七夕というと古い歴史がある。かなり前に日本に入ってきた文化で織姫は「織女」と呼ばれ布を織る織物を表し、彦星は「牽牛」と呼ばれ牛が稲を引っ張る意味から稲作を表しているらしい。いろんな説があり、由来や歴史は書物や史料によってまた国によって多少の違いがあるみたいだ。

遡ること14年前、幼稚園に通っていた頃、お泊り保育というものがあった。そこでキャンプファイヤーをやった時に七夕まつりも同時に行われ、幼稚園の2人の先生が織姫役、彦星役になって僕たちを楽しませてくれた。お泊り保育自体の内容は、ほとんど記憶がないけれど印象的だったのか、そのシーンだけは鮮明に覚えている。

小学生、中学生時代は学校給食に七夕にちなんだメニューが出されていた。ちらし寿司やゼリーなどアレンジされていて面白かった。七夕汁に「星(おそらく星形のニンジンかな?)」が入っているのか、入っていないのかで揉めていたクラスメイトがいたのも記憶している。

高校時代になると「あっ今日七夕か」くらいの感覚でほとんど行事的なものからは消えていった。クリスマスとかバレンタインデー、ホワイトデーみたいに何かを交換したり、貰った・貰えなかったなどと友達同士の会話で盛り上がったりするようなものではないのであまり意味を見出さなくなっていったのかもしれない。

そして現在、大学生になった僕だが、今日大学帰りによったスーパーの入り口に笹が用意されていて、そこでお客さんが短冊に願い事を書いて吊るしているのを目撃した。その瞬間「七夕」の思い出がよみがえったのだった。

まあでもそこまで「七夕」大好き、「七夕」しか勝たん的な人間ではないのだけれどこういった文化や行事は大事にしていくべきものだなと思う。実際、幼い頃の記憶として僕自身も素敵な思い出になっているし……。

天気は今のところ大丈夫だけれど曇ったり雨が降ったりすると会えないかもしれないので1年に1度の大切な機会である織姫と彦星のために晴天が続くようにと願いたいと思う。

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