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フルリモート、フルフレックス、複業OKでやってるスタートアップの悩みと大事にしたいこと。

こんにちは。TEAMKITの小谷です。
TEAMKITでは、プロジェクト単位での働き方を支援しているサービスなんですが今回は少し運営チームについて書ければと思います。

フリーランスが集まったチーム

僕らは、メンバー全員がフリーランス経験者で東京・神奈川・関西・九州と点在していてフルリモートのフルフレックスというチームです。
そして、TEAMKIT以外にも他のプロジェクトに参加しているメンバーもいてメンバー自身も複数のプロジェクトに関わるプロジェクトワーカーです。
普段は、SlackやZOOMを使ってやり取りをしてる感じで。ここらへんの運用方法みたいな話もあると思うんですが、今回はもう少し根本論を。

で、実際のところ正直どうなん?

自社サービスを展開しているスタートアップにおいて、フルリモートやフルフレックスは珍しくはないと思うんですが他プロジェクトに関わっているってのは少し珍しいかな?とも思っています。
メンバーは声優を支援するプロジェクトに関わっていたり、クラフトコーラを作っていたりと色々です。チームとしてはプロジェクトワークをしないといけないとか推奨してるというわけではなくて、禁止してないという感じ。

正直な話、自分自身としては結構ドキドキしたり迷う瞬間もあるにはあるんです。ただでさえ、難しい挑戦をしている中でリソースを総結集してやっていく必要があるのではないかって強迫観念にも似たものがあったりもする。

なら、なぜそんなことをしているのか?

一番大きな理由は
「自分自身の時間をどこに振り分けたいかは自分で決めること」
だと思っているからです。そして、それを実践しているもしくは実践したいと思ってる人と一緒に仕事がしたいかもなぁと。

人にゆるされた時間は有限です。どう頑張っても人には1日24時間しかありません。その有限な時間をどこに、どうやって振り分けるのが今の自分にとって必要なのか?はやはり自分自身でしか決められない。
自分の裁量権を手放さない働き方は僕らが目指す世界観でもあるし、僕らが大事にしたい価値観でもあるのです。

それを実現するために気を付けてること。

とはいえ、想いだけで取ってるというよりは当然ながら事業的なプラスがあると思ってます。そんな中で、今時点でそういうチームの実現に向けて気を付けていることを整理してみました。

①目指してるもの・価値観に関して、できるだけ丁寧に伝える。
これ自分としてはまだまだ出来てないなと思いつつも、目指しているものはSlackでも対面でもなるべく頑張って伝えるように心がけてます。一緒に仕事をする前から。なぜなら、そこはチームの「接着点」です。要です。
フルコミットメンバーだけのチーム以上に共有が大事かなと。

②他プロジェクトについても相談や共有ができる雰囲気
いくつかのプロジェクトに関わることで、メンバーそれぞれが得た成功や失敗はチームにとってとても大事な学習要素です。でも、それが話せないような雰囲気ではせっかくの価値が薄れてしまいます。共有も相談もできる、受け入れてもらえるという雰囲気づくりをしてたりします。

③そもそものコミュニケーション量を爆上げする
これはMIKKE代表であるたくみくんに教えてもらったのですが、TEAMKITのチームSlackには「timeline-soushi」みたいに個々人用に何でも書いて良いよ!というチャンネルがあります。「お昼食べる」とか「この記事、おもろい」みたいなことも含めてただ書くだけ。でも、案外こういうところで議論が発展する場合もあるので侮れません。
 
パラレルに働く部分は事業のフェーズや今後の展開によっても常に検討しないといけないポイントだと思ってます。が、現時点では戦略的に最良の選択だと思ってますし、今後もなるべく続けていきたいと思ってます。

自分の裁量権を手放さない働き方を。

TEAMKITを作った当初の資料にはこんなコトを書いてました。

誰かに自分の選択を委ねないで欲しい。何かを言い訳にして人生を消耗しないで欲しい。 そんな思いで TEAMKIT は始まりました。しかし、現代では自分のライフスタイルを選択しようとしても、仕事に左右される事が多く選択 の幅が狭まってしています。そのためにまずは「個人の仕事の最適化」を目指してプラットフォームづくりを始めました。 自分らしい働き方を見つける。これが自己実現に大きく繋がると思っております。

僕は個人的に、フリーランスなどの個人で働くことの最大の効用は【自己裁量権の最大化】だと思っています。でも、実際のところ制度や社会的にちゃんと環境を整えられているか?と考えると全然そんなことはないと感じています。それは例えば、有給や産休が取れないことや賃貸やローンが組みづらいということだったりします。
これからも自分の裁量権を手放さない働き方が実現できる世界観を作れるように頑張っていきたいと改めて思った次第です。

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