見出し画像

NHK プロジェクトXに全く共感できなくなった話し。


プロジェクトXが再放送されている。

2000年から2005年まで、NHKで放送されたドキュメンタリー。困難な課題に立ち向かう挑戦者たち(ほぼ、おじさん)の姿に、世のサラリーマンが涙を流し、中島みゆきさんの「地上の星」が流れるオープニングと、田口トモロヲさんの独特な間のナレーションは、今でも度々引用される伝説の番組。

私も、よく見ていました。
困難か課題に立ち向かう姿に
感動していました。


でも。

あるときから。

全く共感できなくなり。

見ても何も感じなくなった…
と言うより

むしろ、
腹立たしくなって来た(笑)。


理由は簡単で
番組の内容が、あまりにも
「男性中心社会」に偏っていたから。

しかも、今だったらブラック企業。

良くあるパターンとして
仕事の無理難題。
残業、徹夜、泊まり込み。

3週間、家に帰ってないとか、
子育て含め、家のこと、
一切合切、妻に丸投げ。

家庭を犠牲にして
24時間働く男性を
称賛する番組だった。

と言う事に気づいたのです。

当時としては、そうゆう時代だったので
番組で取り上げられた人たちは
本当に、頑張っていたと思います。
すごいと思います。ほんとです。


ただ、時代は変わりましたので
例えば、令和の現在、
会社の上司と若手、新人が
この番組を一緒に見たとき

番組を見た感想は
大きく違うものになるでしょうね。

これから社会に出る人も
この番組を見て、
かつてのダメな働き方を知ることで

似たようなシチュエーションに
遭遇したとき、直ちに脱出できるように
なるのではないかと思います。



ただし、くれぐれも
当時としては、この働き方が
社会を支えていた

と言うのも事実だと思います。




プロジェクトXは
NHK BSプレミアムと、BS4Kで再放送中!
火曜日 21:00 ~
月曜日 18:17 ~(再放送)




この記事が参加している募集

多様性を考える