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不登校の娘の念願が叶った楽しい一日。

ぴぃは昨日、同じクラスのお友達と初めて2人でアニメイトへ行った。

運動会へ向けたダンス練習を一緒にしていくうちに、ぐっと仲が深まったお友達。

ぴぃのアニメトークがほとんど通じるし、ぴぃの知らないアニメをおすすめしてくれたり、とにかく話が盛り上がるらしい。

運動会という目的が無くなったので、学校へ行くことは無くなっていたぴぃ。

運動会前にアニメイトへ行く約束をしたお友達は心配して、私のLINEに「行けるよね?」と連絡をくれた。

当たり前のように「行くよ!」と返事をするぴぃ。

そして当日、14時に待ち合わせなのだが、12時からもう落ち着かない。

いつもはこれでもかぐらいiPadにかじりついているくせに、そうそうに切り上げ、暇だから遊べと私にかまってくる。

とりあえず、お昼をまだ準備してなかったから、「代わりにお昼ご飯の準備してくれる?」と言うと、あっさいOKしてくれた。

パンを一枚トースターに入れ、卵をといてる様子。

トースターのパンが焼き上がるのを待てず、また私に絡んでくる。

そうこうしていたらパンがまるこげになって出てきた。

といた卵は焼くのかと思ったら、中にマヨネーズを入れただけのものがお皿に入って出てきた。

パンをそれにつけて食べるらしい、新しい料理(?)。

パンはまるこげだったけど、笑えるほどうまかった。

そしてぴぃ、予定時刻より15分以上早くに家を出る。

「お友達は待たせちゃいけない。」と言う信念があるらしい。


三、四時間後、お出かけを終えて帰ってきたぴぃ。

もうずっと、寝るまでの間ずっと「楽しかった」と言っている。

アニメイト行って、それぞれお目当てのグッズを買って、タピオカを買って、歩きながら飲んで、おしゃべりしながら歩いてたから、気づいたら大人のお洋服屋さんにいたりして、フードコートに移動して、ゆっくりタピオカ飲んで、ペットショップ行って、ゲーセン行って、セリア行って、行くとこなくなって、ゆっくり歩いて帰ってきたそうだ。

この話を何度も何度も、ずっと話していた。

本当に楽しかったんだと思う。

一夜明けた今日も、思い出しては楽しかったと言っている。

お友達はあまり買い物慣れしてなかったようで、ぴぃがお手本になってあげたんだと話していた。

今年の夏の成果がちゃんと出てるなと安心した。

ぴぃはずっとアニメイト友達が欲しいと言っていた。

私と行くたびに、友達同士で来ている人を見て羨ましかったんだと思う。

私「ちゃんと願望を言葉にして言っていたから、叶ったんだね。思ってるだけより、言った方が願いは叶いやすいって聞いたよ。」

ぴぃ「また行きたい!すごく楽しかったから!」

どんどん、臆することなくお出かけしてほしいと思う。

たとえその先に失敗があっても、それもいい経験となるように。



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