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読書会イミュピオ2023の振り返り

オンライン読書会イミュピオを初めて早数ヶ月。
小説をベースにした読書会にどれほどの方が興味を持ってくださるだろう…と恐る恐る始めた読書会。

2023年、11回の読書会を開催し、
延べ60人(実人数18人)の方がお越しくださいました。
延べ人数と実人数があまり合致してないのですが、要するに…繰り返し来てくださってありがとうございます!!(嬉泣き)

そんな読書会イミュピオを立ち上げた時のnoteがこちらです。

今回は2023の読書会で取り上げた本と、どんな想いで選書したかについて簡単に書き残しておこうと思います。
(注:書く本2回ずつくらい開催しているので、計11回の開催です)

1.運転者 / 喜多川泰


この本で読書会したい、と思わせてくれた最初の一冊。
気持ちを前向きにさせてくれる本であり、
作品の随所に惹かれるフレーズが散りばめられている。
どのフレーズに惹かれたかぜひお話を聞いてみたい!との想いから選書しました。
毎回、独断と偏見で”心に刺さったフレーズ”をスライドに入れていますが、
この本をテーマにしたことがフレーズ集をつくるきっかけになりました。


2.三千円の使い方 / 原田ひ香


登場人物たちの個性が豊かで、どのキャラクターのどんなシーンに惹かれたかを聞いてみたくて選書しました。
この本をキッカケにお金の使い方についても向き合える良書です。

お金の使い方から、それに紐づく価値観、お金の教育についてなど、
たくさん語り合いました。

3.汝星のごとく / 凪良ゆう


言わずとしれた本屋大賞作品。
分厚さもある本ですが、一家読み(Audibleで一気聴き)した人続出の本。

この本も話せるテーマがとても多くて…。
もう、書けないくらいです。
続編(星を編む)もいつかテーマ本にしたいです。

4.ライオンのおやつ / 小川糸


”汝星のごとく”が重たいシーンもあったため、心温める話を選びたくて選んだ本。
死と向き合う本なのにどこまでも温かい空気が流れています。
死に対して暗いイメージをもっている方に手に取ってほしい一冊。


5.ナイルパーチの女子会 / 柚木麻子


これまたドロドロとした本を選びました。
友情の在り方や、SNSとの向き合い方について皆さんのお話が伺いたくて選びました。
個人的には小説の登場人物・真織の一言が印象的でした。
大人の友情の在り方、話し出したら深いですね。

6.本心 / 平野敬一郎


もしこの本のような世界が実現したら…?
本心ってどう見極める?どう受け取る?
VRつくる?つくらない?自分が同じ立場だったら?
など話し合えるテーマが盛り沢山の本。

こちらの本もかなり分厚めでしたが、
このぶ厚い選書を乗り越えて(?)
参加してくださるメンバーに感謝しかありません。


いつも気ままに選書していますが、これからも「この本で話を聞きたい!」を強く感じる本を選んでいきたいと思います。

2024もXで都度募集して開催しています。 (アカウントはこちら。)
ご興味ある方はぜひ遊びにきてみてくださいね。




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