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人生の下火をゆく2024/04/12


・吉本ばなな『人生の旅をゆく』シリーズ。全4巻をつまみ食いするように、短いエッセイたちを拾いながら読んでる。

・海外や日本各地で、美味しいものと素敵な人に出会うだけで何冊も本が書けるのは、やはりその観察力と感性の賜物だろう。そういえば独り旅が少ないようだ。家族と友人との旅行、あるいは海外の友人を訪問する回がほとんど。

・イタリアへの憧れを刺激された。見どころの紹介ではなく、現地の人々の暮らしを率直に語るのが惹き込まれる。パスタやピザだけではないイタリア料理か……。

・この日記も旅行で彩ろう。手始めは、京都で訪れていない地の紀行文が書きたい。
 


・大学新学期の初週、数学に満ちていた。来週には履修登録を終わらせて、7月末までの見通しを立たせる。

・鬼門は、位相幾何学・代数幾何学・確率論。全く異なる3種の高等数学。これまで習ってきた知識が、更に抽象化して襲いかかる。後半へ向かうにつれて、どんどん演習問題が難化するのが目に見えている。

・実は、どの単位も取らずとも困らない。すでに卒業要件は満たしている。しかし、どれも数学科を志す者にとってはロマン溢れる分野たちだ。可能なら、3つとも学び取りたい

・ でも、空きコマは多いほうがいいなあ……。読書の時間が、私の中では最優先だ。来週の確定日まで迷っておく。


・1週間後に行われるTOEICの受験票が届いた。TOEFLと違って、全部日本語で書かれているので安心感がある。

・試験は2時間で200問。良心的だ。1問あたり36秒で解けばよい。リスニングとリーディングの選択問題だけなので、とにかく機械的に解き続けられる。

・TOEICが未だに英語能力を測る最良の試験と見なされやすいのは、子供でも解けるシステムだからだろう。流石に最近はビジネスの世界で通用すると考える人は減っただろうが、それでも就職への頑丈な足掛かりだ。

・ユーキャンなどの資格講座も、何年も前から下火だな。TOEICと同じで、対策やテクニック中心で得られる資格が評価されるのは限界がある、と明らかになってきたからか。今はコンペ形式で仕事の実力が推し量られる時代。

・まあTOEICは、自分へ自信を持たせる計画の一環だ。問題を解く感触で、自分の現在地点を確かめねばならない。

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