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ヨルダン随一の大観光地、ペトラ遺跡を歩く④ ペトラ中心部

峡谷の道シークを過ぎると目の前にエルハズネが現れて、大感動が押し寄せるペトラ遺跡。そこでじっくり見学して戻るというツアーも多いようですが、そこから先がナバテア人の都ペトラの中心です。
エルハズネからまた少し狭い谷を抜けていくと、岩壁に所狭しとファサードの浮彫が施されている王家の墓が始まり、そのまま緩やかに坂を下っていくと、列柱通路となり、その周辺に多くの神殿が立ち並びます。
エルハズネから先は人も少なくなり、さらに日影も少なくなって、景色が大きい分酷暑での中歩くことがなかなかに辛いという面もありました。
ラクダ乗りの勧誘もいましたが、金額交渉が面倒なので、今回はやめました。

エルハズネの向かって右側の谷を進んでいく。土産屋さんも店番もおらず、人がぐっと減る
少しずつ谷が広くなってくると、両側の崖は自然の崖ではなく、エルハズネのミニチュアのような様々な様々なファサードが彫られている
ラクダの勧誘もある。暑さもひどいので、ちょっと誘惑に負けそうになる
こちらも崖をくりぬいた劇場跡。もともとは葬祭場であったところをローマが劇場に変えたみたい
王家の墓。帰りに近くまで行こうと思ったが、余力がなく遠望のみ
まっすぐの列柱通路が崖の下まで続く。ここがペトラの中心地
列柱が立ち並ぶ
大神殿
大神殿の上部
大神殿から見た有翼ライオンの神殿
凱旋門
凱旋門を越えたところから振り返ると正面の崖が王家の墓
最も重要な神殿だったと思われるカスル・アル・ビント
崖の下にあるベイズンにはレストラン、売店があり旅行者のオアシスとなっている

広大なペトラの中心を抜けると、後は山の上にある最大の遺跡が残っているだけ。体力と相談ではあるけれど、もう一度来ることはないと思えば頑張るしかない。ベイズンでジュースや買い込んだパンを食べて、体力を回復して、次はエド・ディルへ。

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