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専門情報とつながりを求めたウェブサイトの世界

ここでは、ホームページとブログなどのウェブページのコンテンツ・ツールをまとめて「ウェブサイト」と便宜的に呼ぶことにします。※専門家には異論や補足事項が少なくないと思いますが。

この記事は、私の体験と知人からいただいた情報を中心にして、考察したものです。

私が自営業者として開業した2004年当時、すでにウェブサイトは流行しており、仕事においてもウェブサイトを検索して専門情報を探すことは当たり前になっていました。

同時に、同じテーマを自分のホームページで採り上げているユーザーとの相互リンクを結ぶことによって、ネット世界に「つながり」を求めたユーザー右肩上がりの時代だったと思います。今でもツイッターやフェイスブック、インスタ、noteなどにおいて、「つながっている」ことを実感しているのは、基本的に同じです。

ただし、HTML・CSSなど手作りの時代から、クラウド型の既成の雛形・ウェブツールをアレンジ・カスタマイズする時代へと変化していきました。そして、ウェブサイト構築の専門業者への外注は、近年個人ユーザー・自営業者レベルにおいては激減していると言われています。※ウェブサイトに詳しい複数の知人から聞きました。

レンタルサーバー利用とクラウド型ウェブサービス

私が初めてホームページを作った約18年前は、レンタルサーバー契約して、手作りのウェブページをアップロードしていくシステムが主流でした。

現在もレンタルサーバーはホームサイトにおいては、従来と同じく利用されていますが、近年はCMSタイプのクラウド型ウェブサイトが主流になりつつあるようです。特に、個人・自営業においては、手軽にカスタマイズ・更新できるツールとしてユーザーは増えています。

音楽教室や店舗のホームサイトとして、私の契約者(音楽家・自営業者など)の多くが利用しています。ですが、一方で、コンテンツのバックアップを確保しにくいという面があり、特に無料サービスでは免責事項があり、データ消失の場合でも保証は基本的にないと考えたほうが良いでしょう。

私のように、昔ながらの手作りの静的ページでホームサイトを作り直す人も増えており、従来型ページへの回帰も見られます。シンプルではあるが、手作り感のあるデザインです。PHPやプラグインの更新も基本的になく、スマホフレンドリーなデザイン・構成に留意すれば問題ありません。

広告表示と動的ページ・システムへの反動

ウェブサイトに詳しい知人から最近のブログなどウェブツールに関するコメントが届きました。

「noteは良いですね。広告などでうるさくなったブログ界隈への反動があるように思います。インターフェイスも洗練されていますし、流行るのは当然でしょうね。
弊社のSNSはInstagramだけですが、フォロワーがそろそろ2万人となって広告効果は絶大です。戦略的に使うツールは絞っていますが、防音職人さんのような商いでは、色々なツールで多くの人が目にする機会を図るのは全く正しいと思います。」

私は、いろいろなツールを、自分で試しながら活用すれば良いと考えていますので、あとは好みの問題ではないかと思います。

ですが、デザインや投稿記事を損なう広告表示は大きなマイナスだと考えています。なので、広告表示のあるブログは、あくまで個人的な日記や遊びのツールとして扱っています。

動的なウェブサイトは、自分のスキルでは自由にデザインできないので、現在は主な情報サイト(サブサイト)を手作りの静的ページで作り直そうとしています。約18年間で、ウェブサイト・ブログの世界も変わってきましたが、大事なのはコンテンツであることに変わりはないです。


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