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木造住宅・音楽室の情報サイト構築更新の企画

既存の情報サイトのトップページといくつかのコンテンツを大幅に更新しようと企画中ですが、検討作業が遅れています。

それは、従来型の網羅型のコンテンツにするか、絞り込んだ複数のテーマに集中して表現するかで迷っています。判断材料としてはネット上のウェブサイトを参考にするよりも、異なる分野の需要や先駆的な取り組みを参考にしたほうが良いと考えて、類似のコンセプトを探していました。

そうしたら、元古本屋街の本屋さんの取組事例が目に入りました。これだと思い、記事を読んだところ、店頭で欲しい本を手にとって考える人は、約2秒で決断するという行動パターンです。

ウェブサイトに当てはめると、「欲しいキーワードとテーマが瞬時に分かる表現・配置」が重要ということになります。欲しい情報へのアクセスに時間がかかると、読んでくれるはずの人が逃げてしまう。

アイキャッチとコンテンツの見出し

ホームサイトのように、詳しい説明文を見えるようにしたり、インデックスをリンクする構成は有り得るのですが、テーマを絞り込むタイプの情報サイトは、アイキャッチと見出しだけで勝負が決まると考えました。

研究会の報告書で言えば、結論を先に書いて、参考資料はすべて後ろに回すやり方に近いです。じっくりと資料を理解したい人は、別途インデックスを一つ一つ見ていって、必要に応じて中身を読めばいいわけですから。

インデックスもできるだけ短くして中身をイメージできる表現が重要になると思います。

情報ページは、トップページの上段の部分で閲覧者を誘導する力が決まると考えました。

木造住宅・音楽室を新築またはリフォームする時の最重要事項を意識する

重要事項がキャッチフレーズやインデックスになっていれば、情報を必要とする閲覧者は瞬時にクリックすると思います。

また、挿絵となる写真画像やイラストは、実例からそのまま抜き出したほうがリアリティがあると考えました。ダミーのようなイラストや借りてきたようなイメージ写真は、専門家のサイトとしては逆効果になる。

専門家を本気で探している施主、設計図の完成の締切が近づいている現場は、結論をできるだけ早く出したいと考えるでしょう。そして、希望する内容に合致する実績が豊富なのか、設計手法など方法論が説得力があるかどうかは、とても重要です。

必要とするコンテンツに速やかにアクセスすることは、閲覧者にとって大事なことです。

概成した後のアフターフォロー

ホームサイトも同じですが、情報サイトが出来上がった時点で終わりではなく、新たなスタートとして考えることになります。

コンテンツの更新・拡充や問合せに対するレスポンスなどのアフターフォローが不可欠です。

ウェブサイトに詳しい知人も言ってましたが、継続して更新することが大事です。コンテンツも成長させていく必要があると思います。

また、専門家だけしか理解できないような表現は出来るだけ抑えながら、専門用語も限定して使うというのが、私の基本的なスタンスです。

私も約19年間、防音職人のウェブサイトを運営してみて、ようやく実感できるようになりました。

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