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防音相談とウェブサイト(2021年総括)

昨年(2020年)に引き続き、本業の防音設計と施工については、東京・神奈川方面は提携先との役割分担で対応し、遠方や地方の現場はテレワークで対応しました。

初動期は「防音相談」と呼ばれる相談業務から始めるわけですが、重要な役割を果たすのが運営しているホームページ・ブログです。

このウェブサイトのコンテンツが評価されなければ、問い合わせ自体も来ないし、提案書も説得力がありません。私の主な業務としては、ウェブサイト構築・運営、音響・防音設計、防音工事の施工サポートの三つがセットになります。

今年は、ウェブサイトなどの外注費の捻出がうまくいかず、ホームサイトのシステムの更新を知人に依頼できませんでした。これを補完するために、複数のブログを主な投稿対象として絞りましたが、最も使いやすいnoteを主力にしました。

防音相談の依頼者の多くがブログ投稿記事を見てから問合せる

ブログの記事を最初に読んでから、ホームサイトにアクセスして、両方のコンテンツを合わせて検討してから、防音相談の問合せが来るというのが典型的な事例となりました。

課題としては、ホームサイトがあまり検索の上位に出てこないため、ブログ経由の問合せの方が比率として多かったのが今年の傾向です。

しかし、ホームサイトのコンテンツ更新には時間がかかり、費用対効果としては難しい面があります。

それなら、速報性のあるブログなどで事例記事を投稿したほうが多くの相談者予備軍の目に触れることになりますので、今年は先行的に事例や防音設計の理論について情報を発信しました。効果はありました。

本業のターゲットの需要層・年齢層に応じたウェブツールの選択

当初から、ツイッターやインスタ・フェイスブックは選択肢には入れませんでした。それは自分の投稿スタイルが文章が多く、ビジュアル的に見せる内容が少ないからです。

ホームサイトも文章量が多いという、契約者や相談者の感想をいただいていますが、それで良いと考えています。

需要層が中高年の割合が多く、比較的文章を読んでいただけると思ったからです。逆に、文章や注意書きを読まないような人は契約には向きませんから、これでいいのです。

もしも、若い人向けの商いや店商売をしていたら、きっとツイッターを使っていたと思います。

さて、今年は契約案件が、1年以上着工が遅れるという現場が増え、その分、売上高(事業収入)が、前年比の約3割以上減りました。このため、色々な外注費が確保できなかったのが問題でした。

また、テレワークへの抵抗感を持っている人も居ますので、これをどう解決していくか、信頼性を高めることができるのか、来年への課題が残りました。ちなみに、テレワークによる契約件数・契約率は私の取引先の中では最も高いという特別な立ち位置に居ます。

これもブログ・ホームサイトなどのウェブサイト運営の中で再検討していく事項だと思っています。

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