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トラベラーズノートの書きづらさを改善するための3つの工夫を紹介します

10年ほど前にトラベラーズノートを手にして以来、普段使いのノートとしてはトラベラーズノートを愛用し続けています。
途中何度も別のノートに手を出しながらも、結局は戻ってきてしまう、そんな愛着のあるノートです。

しかしながらこのトラベラーズノート、ノートとして使うには致命的にな弱点があります。
それはトラベラーズノートのシステム上とても書きづらいこと。。。

ノートなのに書きづらい、もはやノートとしての存在意義を問われかねない弱点ではあるものの、なぜか手放せないトラベラーズノート。
そんなトラベラーズノートの書きづらさを改善するための工夫をまとめてみました。

ポイントは、
  - クラフトファイル
  - カ・クリエ プレミアムクロス
です。

トラベラーズノートってどんなノート?

まずはトラベラーズノートについて簡単にご紹介します。

トラベラーズノートは牛革素材のカバーにリフィルを差し込んで使うタイプのノートです。
リフィルの差し込み方法が独特で、いわゆるノートカバーのようなリフィルの表紙を差し込む方法ではなく、カバーの中心に通したゴム紐にリフィルを差し込んで行きます。

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差し込み方を工夫することで、やろうと思えば3〜4冊のリフィルを挟むこともできてしまいます。

リフィルの数も豊富で、ノートだけでなくスケジュール帳やジッパーケースなども用意されています。詳しくはオフィシャルページへ。

おしゃれなカバーもさることながら、使う人によって多彩にカスタマイズして持ち歩ける、それがトラベラーズノートの最大の魅力だと思います。

最大の弱点は書きづらいこと

大変魅力的なトラベラーズノートですが、最大の弱点はノートが書きづらいことです。

具体的に書きづらいと思う理由は書きになります。
 1. リフィルやゴムバンドでデコボコして書きづらい
 2. 純正リフィルのノートは開きが悪くストレスになる

念の為補足すると、ノート(純正リフィル)そのものの書き心地はとても良いです。
MDペーパーなので裏抜けもなく、滑りにくくしっかりした書き心地で、ノートの質はとても良いと思います。

1. リフィルやゴムバンドでデコボコして書きづらい

工夫次第でいくつもリフィルを綴じられるトラベラーズノートですが、それゆえにリフィルによる段差が生じてしまいます。
例えばジッパーケースは中にちょっとした小物や文具も入れられて大変便利ですが、入れれば入れるほどノートの紙面がデコボコしてきます。

またトラベラーズノートの特徴であるゴムバンドですが、この結び目がカバーの内側に存在するため、ノートを書く際に結び目の部分が盛り上がってしまいます。

あとはカバーの外側にも厄介な金具がついていますね。
これについてはこちらで書いた通り、取ってしまったので現在は気にならないです。

2. 純正リフィルのノートは開きが悪くストレスになる

純正リフィルでは無地や方眼など、様々なノートが用意されています。
ただいずれのリフィルも、ペタッと180度開いて安定するような作りではなく、手で押さえていないとすぐに閉じてしまいます

人によってはあまり気にならないかもしれませんが、何かしながらさっと書きたいときに、片手でしっかり押さえながらでないとかけないのは微妙なストレスがたまります。

書きづらさに対する3つの工夫

上で書いた2つの書きづらさを改善するために行なっている3つの工夫を紹介してゆきます。

ちなみに、リフィルを取り外して書く、というのが一番ストレスないものの、それだとせっかくトラベラーズノートを使っている意味があまりないな。。ということでそれは除外しました。

1. クラフトファイルを裏返して使用する

クラフトファイルというリフィルがあります。
少しちょっとしたメモや折りたたんだA4サイズの書類などを差し込むのに大変便利なので、このリフィルは常に挿してあります。

とてもしっかりした含浸紙でできているリフィルなので、これをノートの外側に挟むことでデコボコの緩和が期待できます。
ただ、このリフィルは下の図のように用紙を挟むためにポケットになっています。そのためそのままノートを挟むと、ポケットの斜めの縁の部分が段差になってしまうのでちょっとイマイチです。

一方裏側は何もないため、こんな風に裏返しに使うことでノートに丈夫な表紙をつけたような形で使用することができます。
これで多少のデコボコであれば、クラフトファイルリフィルが緩衝してくれるわけです。

もちろん、ポケットも通常通り使用できます。

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2. ノートリフィルとしてカ・クリエのプレミアムクロスを使う

クラフトファイルだけでもそれなりにしっかりした表紙がわりになりますが、それでも足りない場合はPLUSから出ているカ・クリエのプレミアムクロスがおすすめです。

こちらについては下記のブログにまとめましたので、
よろしければそちらもご覧下さい。

3. ノートバンドの結び目は外側にする

ゴムバンドがあるおかげでノートが開いてしまうのを防止できますし、ゴムバンドにペンを引っ掛けることでペンホルダーがなくてもペンを保持できるなど、あるととても便利なゴムバンドです。

ただこの結び目がノートに段差を作ってしまうのも事実。。
とは言えゴムバンドを取ってしまうと、バンドを通すための穴が開きっぱなしなのも気になりますし、トラベラーズノートらしさが損なわれてしまう寂しさもあります。

そこで現在は、下記のような金具を使用してゴムがノートから抜けないようにし、結び目はノートの外側へと出してしまいました。
これでも若干の出っ張りはあるものの、ゴムの結び目のような大きな段差にはならないためおすすめです。

ちなみに金具は手芸屋さんで見かけたボタン(?)のようなものです。ゴム紐を金具に通してから、カバーの穴に通してあげるだけですね。

説明図.002

終わりに

今日はトラベラーズノートの弱点を克服するための3つの工夫についてご紹介しました。
クラフトファイル、そしてカ・クリエのプレミアムクロスを使用することで、トラベラーズノートの持つ書きづらさをだいぶ解消できるのではないかと思います。

色々工夫して使っている方たくさんいらっしゃいますが、そんな工夫の一つとして参考になればと思います。



最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

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