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迷惑なわたし

スタエフでは何度となく話してるんですけど
YouTubeでオススメに上がってきたのキッカケで
愛知の小牧市にあるお寺のお坊さんのYouTubeチャンネルをフォローして見漁ってます。

コチラです→大愚和尚の一問一答

もう6年くらい続いてるチャンネルのようですが
直近1〜2年くらいの動画は話し方とかも洗練されていて
声のトーンもとても心地よくなってきてるので寝落ち用にもオススメです笑

とにかく膨大な数の動画が上がってる(毎日更新してるみたい)のでひとつ動画を観ると
その下に気になるタイトルのサムネイルがどんどん並ぶので
延々と観るハメになるんですけど
モノの見かた捉え方、ココロの落ち付け方など
タメになる事が非常に多いです。

私は輪廻とか死後の魂とかそういった超常的な事には全く関心が無いので
宗教としての仏教の考えには馴染めないんですが

茶道、花道、書道、剣道みたいな
心持ちとお作法の指針としての「仏道」として
都合よく参考にさせてもらってます。

人間が捨て去ることの出来ない最も強大な煩悩である
貪・瞋・痴
というものに振り回されて
今までどれだけのことをヤラカシてきたか
どれだけの人を傷つけ遠ざけてきたかというのを

この歳になって同世代の「一般的な」暮らしぶりと路を別って
更にこういう人と人が分断される世の中になった時に思い返したりするわけなんですよね
単身の中高年は気弱にもなるわけです😅

まぁソレはソレとして
先述のYouTubeチャンネルは
和尚のもとに寄せられた様々な「お悩み」について
和尚が「〇〇さんの問題は」と指摘して
釈迦尊の遺した言葉を用いて「処方箋」を伝えていく、という形式になってまして

その中で"日常的に使われている「日本語」だけど実は仏教用語です"と紹介されるものがあって驚かされるんですよね

たとえばタイトルに使った「迷惑」
たとえば「退屈」
「自由」「安心」「大丈夫」もそう。
どれも現在使われている意味合いよりも
深みのある意味があったりします。

紙媒体のメディアが一般的に普及する以前より
口伝で広まっていったこういう専門用語が
私たちの国の文化には「当然のように」馴染んでいるのだということや
普段何気なく話している言葉に本来込められている意味を
少しでも知るというのは良い心がけではないかなと思います。

だって私たちは耳は動かないし尻尾は無くしてしまったし
超音波で何かを伝える事もできないし
言葉でしか他者に何かを伝えていけないのだから

使う言葉の持つ意味とそこに込められた想いって大事よね
って思ったよ、というお話です。

口が災いのもとになるのなら
時にはつぐむことも必要だなと思い

今、少しその時間を設けていたりも、します。

ご紹介したチャンネルからオススメ動画をピックアップすることは敢えてしません。
それぞれの人に響く内容は違うだろうし
全ての人に、思い当たるメッセージが沢山あると思うから
お時間があれば自らディグりに行って欲しいと思うから。
自分の意志で取りに行かないと刺さらないからね。

心がザワつく事があるという人は
よかったら行ってみてください、大愚和尚のところ。

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