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承認欲求について(スタエフLIVEまとめ)

とある人と言葉を交わしている中で
「承認欲求って別に悪いもんじゃないですよね?
 承認を得ようとして、それをやりきってる人ってカッコいいですもん」

と言われて
一般的に会話の中で出てくると「よくない意味」で使われることが多い この言葉の、
いろんな人のなかでの定義づけの仕方を教えて欲しくて
音声配信ライブというかたちで場を設けてみました。

いろんな人に事例を出してもらうと
「承認欲求」=「褒められたいココロ」と解釈している人が多く
承認欲求を発露してくる人と対峙したら褒めてあげなければいけないのか、
という認識をしているという共通認識も浮かび上がってきました

承認欲求という言葉を出すと
セットでせり上がってくる流行りことばとして
自己肯定感、とか自己顕示欲、なんていうものがあって
割と混同されている感じがあるよね、という話にもなって

「自己肯定感」が低い人が→他者からの「承認を欲求」するのであって→
それが度を過ぎると「自己顕示」の欲に発展するんだよね?
という考えに至りました
ってことはだよ?
同じ「欲」の字は含んでいるけども
ただ事実を「承認してくれればいい」はず(本来)の「承認」という言葉と
褒めや羨望を暗に要求している自己「顕示」を混同しちゃダメだね?
という考えに至りましたよ。


SNS病、なんて言葉も一般化しましたけど
要は自らのプライベートやアタマの中の言葉を晒しては
「いいね」をもらう、というシステムがすべてのSNSに標準搭載されたことにより
インターネット上に自分を映すことは即ち
他者からの賞賛を期待すること
、という図式になってしまったのが
ここまでコネクリ回した3つの流行りことばがまるで悪しきもののように
人の言動を咎める際に使うキーワードになってしまった原因なんでしょうね。

だからここでご提案なんですが

というか 少なくとも私は今後この方向でやってみようと思った、
結論じみたやつなんですが

人の行いのよいところを見つけた際に褒める、というのも
良し悪しと言われるじゃないですか、
褒める、って本来立場が上の者が下のものに向けてする行為だから、って。

だから誰か他者が承認欲求を滲ませて来てるな、と気付いたら
『○○さんっていつも頑張って□□してますよね」
文字通り承認する、承認するに留めるようにしようと。
そしてその代わりにそれを気軽にバンバン乱射していこうと思いました。
だってみんな、何かしら頑張ってるワケじゃない?

また一方で私自身については
自分の承認欲求の異常なまでの高さは自覚があるけれど
変に褒められると「いやいやそんなことないです」と全力否定するような
面倒くさい性質の持ち主でもあるので
今後は自分の頑張りポイントを誰かがただ知っていてくれる、というその一点で
称賛などなくてもきちんと満足しようと思いました。

『「承認欲求」は用法を守って正しく満足させよう』笑


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