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(映画レビュー)余命一ヶ月の花嫁

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~冒頭~

こんにちは。
2020年3月から白血病の治療をしております。
病院で暇なので、映画を観ます。
今日は乳がんになった花嫁さんのお話。
邦画で御座います。
「余命一ヶ月の花嫁」を病人目線でレビューします。
※こちらの作品は2020年7月現在、Amazonプライム会員は無料で視聴出来ます。


~あらすじ~

主演は榮倉奈々、瑛太。2009年公開。
末期の乳がんを患った長島千恵さんの実話を映画化されたそうです。
イベントコンパニオンをしている長島千恵は、秋に乳がんの診断を受ける。
同じ頃に出会った赤須太郎から交際を申し込まれ交際をスタートさせる。
ふたりで病気と闘いきる話。

~感想~

きれいなお話です。
ただ、故人のお話は難しいですね。
多分、悪く描けないんですよ。
この映画もとてもきれいです。
でも、実際に生きて病気と格闘するということは美しくもあり、醜くもあるはずなのです。
どれだけポジティブな人間でも落ち込んだり、何かにあたったり間違ったこともするはずです。色々な葛藤の中で自分の生き様や死に際をどう美しくあるべきかを考えるはずです。
実際にこの方のドキュメントなどが放送された後は2ちゃんねるなどで誹謗中傷があったそうです。
その内容がどうとかどうでも良いです。
映画には作品としてリアリティを与えるということは
結構大事なことだと思っています。
とはいえ、この方の死が取り上げられたことは偉大です。
この方の死をきっかけにピンクリボンなどは広く日本に知られたと思います。
がんのポイントは早期発見です。
定期健診は重要です。

~末尾~

私は結構人間臭いドラマを望んでみます。
内面からくる人の想いとか描いているのが好きです。
小説や映像作品は観る側の創造性によって成り立つものがあると思うんですが、
結構、この映画はストレートな表現方法です。
「The Rose」が冒頭と途中で流れます。
いい歌ですよね。多分JUJUが歌ってますよね?
素敵な歌声です。
この方の歌声は人間らしくて好きです。
映画を観るだけでも「乳がん検診行かなきゃ」と思えるかも知れませんよ。


それではさよーならー。