見出し画像

【 TOCCHI 】 これだけで十分なのに 投資のFIREへの旅路 ♯368  

以前に、TOCCHIの「Swing」のリリックの紹介をしました。

この他に、もう一つの紹介したいのが、
TOCCHIの「これだけで十分なのに」です。

【 これだけで十分なのに 】

この曲も、リリックが素晴らしくって、僕は正直を聞いて価値観が変わりました。

人生が変わったといってもいいですね。


【 本当に足りないものなんてない】

この曲のサビ部分のリリック

本当に足りないものなんて、実はそんなないんじゃない?
僕はこれだけで十分なのに、これだけじゃダメですか?
周りと持ち物比べて いろいろと欲しくなって
人の目がそうさせるのか?
これだけで十分なのに

TOCCHI これだけで十分なのに

これを聴いて、自分もそうなってるなっと痛感。

「周りと持ち物比べて」家、車、時計、スーツに革靴?
どれを身につけたところで、能力が上がるわけでもなく、
しばらくしたらまた飽きる。

その繰り返し。

まさに、
「人の目がそうさせる」のでした。

しかも、それは自分が勝手に作った「人の目」という体裁です。

勝手に、こう思われるだとか、妄想していたのでした。

完全に、他人軸で生きていました。

この曲を聴いて、これを痛感して、そういった軸は極力捨てるようになりました。

そこからついに、退職するという決断まで行けたのです。
30代後半で、無職になる。
そんなこと、昔の自分ならあり得ない出来事です。

しかし、自分の人生を生きることを意識した結果、そういったリスクある決断も実行できたのでした。


【 足るを知る 】

「足るを知る」 古代中国の老子の言葉

これで十分だと思える心が、足るを知る心です。

人間は、なかなかここに行けません。
美味しいものを食べたら、もっと美味しいものが食べたい。
楽しいことがあったら、もっと楽しいことをしたい。
もっと楽したい。
もっと贅沢したい。
もっと自由に生きたい。
もっとあの人より上に行きたい。
もっともっともっとと、次から次へよくが増幅していきます。

それは、人間の文化や、技術の発展という観点からすると、必要な欲求ですね。

しかし
これが、個人の生き方という観点になると、永遠に満たされない人生になります。

足る知ることは、周りから見れば、
自己満足とも取られるかもしれません。
または、目標が低いとも取られるかもしれません。

それでいいんですよね。

それは、他人の評価です。

あなたは、あなたの人生を生きているのだから、
評価するのは自分です。


幸せを感じられない人に足りないのは、
お金でも、美味しいものでも、車でも、家でも、宝石でも、地位でも、時間でもない、

「これで十分だ」という「足るを知る」心です。


【 自分をもっと見てあげる 】

きっと、みんな幸せなんです。

そう思えないのは、

他人と比べて幸せかどうかを測るからです。

その方法では、永遠に満たされません。
頂点は1人です。

その頂点に行くまで、満たされることはありません。

だから、諦めろ。

ではない。

だから、他人と比較するのをやめましょう!

そうすれば、感謝の気持ちが大きくなります。
世界中の自分よりも、お金を持っている人、事業を大成功させている人、素晴らしい頭脳を持っている人。

彼らの功績で、世界中の人の生活が便利になっているのは事実です。

その対価として、彼らの元には、賞賛とお金や地位が与えられる。

その対価とは、つまり、感謝が形を変えたものとも言えます。

これだけ大差で、上にいる人は、もともと比較の対象にならないかもしれません。

【 身近な人間 】

人間が比較してしまうのは、
半径数メートルの人間関係でしょう。

同期のあいつよりも、上にいたい。
近所のあの人より、上にいたい。
あのママ友よりは、上にいたい。

そんな身近な人間関係でマウントを取りたい。

こうなると、当然、感謝の気持ちなど出ることはなく、
妬みが生まれます。

妬みの感情は、例えば、こんな言葉になって現れる。
「失敗すればいい」
「不幸になってほしい」

この主語は、「あいつが」です。

しかしながら、脳は、主語を理解できないと言われています。

つまり、
脳は、「失敗すればいい」「不幸になってほしい」という言葉、考えだけを理解します。
その主語は、ない状態。
つまり、それを言っている、考えている自分自身への暗示になります。

それは、祈りのごとく、繰り返されることで、
ついに、自分に返ってきます。

そうなると、
失敗するのは、自分です。
不幸になるのは、自分です。

答えが出ました。
他人と比較する → 妬む心が生まれる → 
妬み言葉、感情を持つ →  自己暗示状態なる → 自分が不幸になる

このループです。
他人と比較すると、不幸になるんです。

他人と比較せず、他人への妬みを持たなければ、
他人を応援できるのです。
その言葉、感情は、
「頑張れ!!」
「うまくいってほしい」
「成功してほしい」
「幸せになってほしい」

これらの主語は、「あの人が」ですが、
先に述べたように、脳は主語を理解できませんから、
他人への思いが、自分に返ってきます。

つまり、
自分が、幸せになるんです。


結局、他人の幸せや、成功を願うことが、
自らの幸福となっていくということになります。

私は、宗教などに興味がないですが、
理論的に考えて、こうなってしまいます。


【 最も大切なこと 】

「E=mc²」

アインシュタインが特殊相対性理論からみちびいたこの式も、
膨大な理論は、
これだけシンプルに集約されます。

私たちの人生という、超複雑なものを一言で解決するなら

「足るを知る」

ことに集約されます。

そこから、
自分が幸福であることを知り、
他人の幸福を祈ることができます。
そして、その祈りが、自分に返ってくる。


なんと、宗教じみた話でしょうか!!!!笑



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?