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【 米雇用統計 】 FOMCの大幅利上げを後押し FIREへの旅路 ♯489

7月の米雇用統計が発表されました。

【 米雇用統計 】

非農業部門雇用者数は前月比プラス52万8000人
25万人程度の増加を見込んでいた市場の予想を大きく上回る。

失業率は前月比0.1ポイント低下の3.5%
となり、新型コロナウイルスの感染が本格的に拡大する前のおととし2月の水準まで改善する。

この結果は、極めて好調であると表現され、経済が元気な証拠であるわけですが、

パウエル議長は、前回の会見で、「今後の利上げについてはデータ次第であり、会合ごとに判断される」としています。

FOMCが9月の会合で、0.75%の利上げを行う可能性が増すデータとなります。

8月10日には次のデータとなる7月の消費者物価指数(CPI)が発表されます。
この結果によっては、大幅利上げの予想が確信に変わるでしょう。



【 米市場 】

週明けの米市場は、米雇用統計の結果を受けて、下げることが見込まれます。

前回のパウエル議長の発表を受けて、米市場は、今後の利上げペースの緩和を予想し株価を戻していましたので、今回の反動は大きいでしょう。


【 投資戦略 】

週明けにどこまで落ちるかは、買い増しの判断基準となりますが、
8月10日のCPIが控えていますので、この結果によっては、
FRBの利上げが確実になり、さらに下がる可能性もあります。

次の買い場は、お盆前になりそうです。

FRBの利上げの数字が決定してしまえば、市場は不確実性がなくなるので、
また少しづつ戻すと思います。

週明けの米国市場に注目です!!!



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