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【米CPI】次回FOMCでの利上げ確実な結果に FirE♯ 732


3月の米消費者物価指数(CPI)が発表されました。

その結果はFRBの利上げ継続を示唆するものでした。

◼️ 米CPI

統計の結果は、以下のとおりです。

前年比伸び率5.0%
前月の6.0%から減速

変動の大きい食品とエネルギーを除く
コア指数は
前月比0.4%上昇
前年比5.6%上昇

やや穏やかになってるもののまだインフレを抑え込めていないことになります。


◼️ FRB

今回のCPIの結果から、
FRBは5月の会合で追加利上げを行う可能性が高まりました。

この利上げ幅は0.25ポイントとなる見込みです。

市場の予想はこの利上げを最後に一旦、横ばいが続くという見方です。

その期間中もCPIなどの情報の分析が行われますが、利下げとなることはないでしょう。

年内は引き締めが続き、銀行破綻などの突発的な出来事によっては急なリセッション入りの可能性もあります。


◼️ 買い時

当初の予想通り2023年は厳しい年になっていて今後もこれが続くか悪化しそうです。

その心理が投資家にある以上これが経済に織り込まれ現実となります。

どこで大きな下落相場になるかは予想ができませんが、コロナ以来の買い場が来るかもしれません。

【まとめ】

米CPIと利上げについて書きました。

今後の経済動向に引き続き注目です。


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