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【 WEB制作 】 実務で必要だけど学習で見逃しがちなあれこれ ④ サーバーの準備 FirE♯ 661

WEBデザイン・コーディングの学習はWEBサイト作り方という部分の比率が大きです。

しかし、この実際にはWEBサイトの公開するにあたって確認する事項は多くあります。

今回から数回に渡りこちらのテーマを書きます。

■ 公開に必要なこと

① metaタグの設定
② OGP画像・Appleタッチアイコンの設定
③ ドメイン移管
④ サーバーの準備
⑤ リダイレクト設定
⑥ フォームのテスト

今回は④ サーバーの準備


④ サーバーの準備

WEBサイトを公開するにはサーバーが必要です。

サーバーとはWEB上の土地のようなものです。

その土地に家を作る=ホームページを作るというイメージです。


▶︎ 共用サーバー

レンタルサーバーは共用サーバーというカテゴリーになります。

ルームシェアと考えていいでしょう。

同じ部屋に多くの人が区分けして住んでる状態です。

コストを抑えて利用できますし、メンテナンスの手間もかかりませんから、簡単にWEBサイトを公開することができます。

その分、独自のカスタマイズは難しくなります。


▶︎ 専用サーバー

戸建てのイメージです。

その土地に自分の家だけがある状態です。

土地の広さや、家の大きさ、間取りなどを自由に設計できます。

サーバーの運用や構築も自分でしなければいけませんし、共有サーバーよりもコストがかかります。


▶︎ 仮想サーバー

1台のサーバー上で複数のオペレーションシステム(OS)を動かし、複数のサーバーとして運用する仕組みです。

共用サーバーと似ていますが、マンションというイメージです。

本体となる建物に、多数の人が区分けして住んでいて、一定の間取りのオプション追加ができたり、2LDKや、3LDKなど選択ができるようなイメージです。

レンタルサーバーはシェアハウスですから、例えばキッチンは共用です。

仮想サーバーにおいては、マンションという大枠は共同ですが、各部屋は独立して個人で使用ができます。
ここが大きな違いです。

クラウドサーバーも仮想サーバーの一つです。


■ 最適なサーバー

上記のようにサーバーにはいくつかの種類があり、メリット、デメリットがあります。

名刺代わりのWEBサイトを運用するのに、専用サーバーは必要ないでしょう。

大規模なシステムや、ファイルサーバーも兼ねるなどといった場合には、専用サーバー、クラウドサーバーを利用する必要があるでしょう。

目的に応じて最適なサーバーを準備する必要があります。


【 まとめ 】

今回は、サーバーの準備について書きました。

WEB制作でフリーランスになりたい!という場合、責任を持って公開まで行えるように勉強しておきましょう。

ぶっつけ本番は確実に焦ります。

私はその経験をしましたが、ヒヤヒヤしますので、必ずサーバー周りのことに慣れておきましょう。


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