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【 戦争も経済か? 】 "遠くの戦争は買い" 主要 軍事企業 株価 大幅高 投資家のFIREへの旅路 第330回

戦争は経済の一部です。
それは、人道的な観点とは分けて考える必要があります。

ロシアのウクライナ侵攻を受けて、
ウクライナでは、民間人の被害も出ていて、最悪の状況が続いています。
戦争は誰もとってもプラスとならないものです。

しかし、
唯一、プラスとなるのは、軍事企業です。

ミサイル、弾丸が消費され、何かを破壊するたび、次の発注が確定するのですから。


【 ウクライナへの支援 】

各国からウクライナへ武器の支援を出しています。

ドイツ
対戦車兵器 1000機
地対空ミサイル「スティンガー」500基

オランダ
地対空ミサイル「スティンガー」200基

アメリカ
対戦車ミサイル「ジャベリン」など
3億5000万ドル(400億円)

このように、ロシアの戦車に対抗する武器が供給されています。

【 主要 軍事企業の株価 】

世界の武器メーカーのランキングです。

第1位 ロッキード・マーティン (米国)
第2位 ボーイング(米国)
第3位 ノースロップ・グラマン(米国)
第4位 レイセオン(米国)
第5位 BAEシステムズ(英国)
第6位 中国航空工業集団 :AVIC
第7位 ジェネラル・ダイナミクス(米国)

https://milirepo.sabatech.jp/

これらの武器メーカーで、ロシアのウクライナ侵攻と比例し大きく株価が上がっている企業はこの通りです。

ロッキード・マーティン ↑ 5.23%

この5日で、5%の上昇です。
アメリカのウクライナへの支援が行われるため、
その資金の一部は、ロッキード・マーティンへ入ることでしょう。



ノースロップ・グラマン ↑ 3.06%

業界3位のノースロップ・グラマンです。
こちらも米国の企業ですから、ウクライナへの支援の武器の位置がここからも出荷されることでしょう。



BAEシステムズ ↑ 10.77%

こちらはイギリスの軍事企業です。
10%を超える上昇です。今回の紛争で大きな影響を受ける、ヨーロッパの軍事企業ですから当然ですね。
欧州の各国がウクライナへの支援を表明しており、今後のその流れが、大きくなるでしょう。
そうなると、この企業の売上は拡大します。



ジェネラル・ダイナミクス ↑ 6.62%

こちも米国の企業です。
6%の上昇です。米国政府からの武器の発注が見込まれます。



【 遠くの戦争は買い 】

どの企業も
ロシアのウクライナ侵攻が始まった2月24日から上昇しています。

上げ幅も3%から11%近い上昇です。

このように、戦争も経済の一部なのです。

地積学的リスクで下がる銘柄もあれば、上がる銘柄もある。

「遠くの戦争は買い」と言う投資界隈の言葉もあります。
このセオリー通りに、株価は上がりました。
戦争は、起きてはならない事象です。その抑止力としての各国に軍隊が必要であることは確かです。

それは、国を守るためです。

そのためにも、軍事企業は必要なセクターです。
殺傷兵器を製造していると非難する対象ではないと思います。


【 投資戦略 】

戦争は買いというセオリーに沿って、軍事銘柄への投資もありなのかもしれません。

しかし、この状況がいつまで続くのか?

それは、数時間ごとに更新されるために、予想は困難です。

また、すでに、上昇してる状態であることから、
今からここに入るのは得策ではないでしょう。

また、精神的にも、気持ちの良い投資ではないと
私は思ってしまいます。
そういった、気持ちの面も、投資には重要な要素です。

自分のお金を増やすことが投資の目的のひとつであります。
しかし、そのお金で、人の命が奪われる可能性があるのであれば、
投資はしたくないというが私の考えです。

その前に、少額すぎて、私の投資が
軍事企業の何にも影響はしませんが!!!笑


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