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【 米国株 】 CPI受け一時的復活 FIREへの旅路 ♯495

7月の米消費者物価指数(CPI)は予想以上に伸びが鈍化しました。

これは、エネルギー価格の低下が反映さたとのことで、
FRBのに利上げの流れを減速させる要因となりそうです。


【 米CPI 】

前年同月比 8.5%上昇
予想中央値 8.7%上昇


ガソリン価格 前月比 7.7% 低下
公益サービス 前月比 3.6% 低下
食品価格   前月比 1.1% 上昇
住居費    前月比 0.5% 上昇
航空運賃   前月比 7.8% 低下

変動の大きい食品とエネルギーを除くコア指数 0.3% 上昇
上昇率は6月の0.7%から縮小

このように、全体としては、上昇するも予想を下回りました。
さらにガソリン価格が大きく低下しました。しかし、食品価格は1%の上昇と、まだまだインフレの押さえ込みには遠い状況です。

この結果は、FRBの次回の利上げの上げ幅に影響するデータの一つになります。

雇用統計のデータでは、0.75ポイントの利上げの予想が多く出ましたが、
今回のCPIの結果で、0.5ポイントの利上げの予想が高くなります。

利上げペースの鈍化という楽観的予想から、米国市場は、回復傾向にあります。


【 ポーフォリオ1 】

株式の多くは、VTIです。
10日のCPIの発表後、急上昇です。

Googleファイナンス



【 ポートフォリオ2 】

楽天証券
楽天証券

こちらは、SPYDがメインです。
こちらも10日を境に急上昇です。

<SPYD>

SPYDは、昨年後半から、40ドルを切ることがなく、推移してきました。
今年の6月に久しぶりに40ドルを切って、38ドル代に落ちた時に、追加で購入しました。

このように、SPYDについては、ある程度の底値で買えているため、
28%のプラスとなっています。



<Tesla>

テスラも同じく、10日に急上昇です。

こちらも、昨年後半は1000ドル近辺で、900ドルを切ることはなかったのですが、今年に入り、900ドルを切った時と、700ドル代にまで下がった時に、購入しましたので、14%のプラスです。

今後、テスラは、株式分割が予定されていますので、個人投資家のマネーが流入すると思われます。
1000ドルを回復する日も近いでしょう。


<リヴィアン>

リヴィアンの、私の平均取得額は、99ドルです。
現在の価格が、38ドルで、54%のマイナスです。

リヴィアンは、今年の夏に新工場の着工に入ります。
稼働開始は2024年の予定です。

これがリヴィアンにとってプラスとなるかマイナスとなるか。

リヴィアンはAmazonが出資していることで有名ですが、
2030年までに合計10万台の配送用トラックを配備する計画です。

これが進んでいけば、リヴィアンの株価の回復は見込めますが、
IPO当時まで戻すのはまだ先でしょう。

そして、このリヴィアンの株価低下の影響は
Amazonの決算にも大きく影響し、利益を相殺する形になっています。

Amazonとしても、リヴィアンの成長が自社の利益に影響しますから、配備を急いでくれることを期待しましょう。


【 まとめ 】

米CPIと、株式の動きは見ました。

少しの米市場の回復が現在の状況でしょう。

上がればまた下がるものです。

しっかりと客観的に眺めましょう。


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