【書評】レバレッジ・リーディング
みなさんこんにちは。
昨日、自分の自転車が盗まれたのですが、鍵はかかっていたので今の持ち主がちゃんと乗りこなしているか心配なHIROKAMIです。
今回は「レバレッジ・リーディング」を読みましたので感想を書きたいと思います。
著者はコンサル会社を経営しながら年間400冊の本を読むという本田直之さんです。そんな本田さんがどのようにビジネス書を読んだほうがいいのか、いわゆるマニュアル的な内容となっています。
レバレッジ・リーディングは多読術という意味だそうです。
読書の仕方一つでここまで変わるのかっ。と驚かされる内容が盛りだくさんです。読書が趣味な方、おうち時間を活かして本を読み始めたい方、必見です!
🔹効率の良い本の読み始め方
本田さんのおすすめの本の読み始め方について紹介します。
①目的を明確化
→本から吸収したいことを決めることで情報の取捨選択能力が向上。
②制限時間を設定する
→読む時間を設定することで、集中力があり効率の良い読書になる。
1冊あたり1~2時間を目安に。
③本全体を俯瞰する
→本のカバーのそで、著者のプロフィール、まえがき、あとがき、目次を読み、本の全体像を把握し、重要であろうポイントを整理してから読む。
④本から得たノウハウをメモにまとめ、行動に移す
→これが一番重要。行動に移せないような読書は意味がない。
私もこの方法で読書をしてみたのですが、本一冊を短い時間で読み終えられることはもちろん、重要なポイントを吸収しながら読むことができました。
だらだら本を読んでしまいがちで時間を無駄にしてしまった感を味わいがちな人はこの方法を試してみてください。世界が変わります。
🔹80対20の法則
本を読んでいるとちょくちょく出てくる「80対20の法則」
これはイタリアの学者ヴィルフレト・パレートが提唱した世の中のあらゆることに当てはまる法則です。
例えば、ある会社の100人の社員のうち、優秀な20人が会社全体の売り上げの80%を担っていたり、国の上位20%の金持ちが国民の納税の80%を納めているといったことです。
この法則は読書においても成り立ち、本の中でも重要な20%を読むことで、本から得られる80%のリターンを得ることができます。
つまり、本の中の重要な20%をいかに吸収するかが重要です。必要な情報だけを選別することにより読書の効率を上げていきましょう。
🔹「できる」と「知っている」
私が本書で面白いと思った言葉を紹介します。
知識に経験が加わりはじめて、物事は『できる』ようになる。 それまでは、単に『知っている』にすぎない。 『できる』と『知っている』の間には、深くて大きな溝がある。 それを埋めてくれるのが現場の経験である。 -稲森和夫-
知識を蓄えるだけではいけないということが伝わってきますね。
ビジネスにおいてもスポーツにおいても成功している人は皆、読書家です。
読書の効果を最大限発揮するためにも、行動に活かしていきましょう!
読んでいただきありがとうございました。
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