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朝抹茶~山本甚次郎のお茶

10月下旬に宇治に行った際、一番の目的はお茶屋さんの山本甚次郎というお店に行くことでした。4月に宇治に行った際にはまさにお茶の収穫のピークだったのでお会いできなかったのですが、今回は予約を受け入れている期間でもあったので予約して伺いました。

ちなみに山本甚次郎というのは屋号で、ご当主は山本甚太郎さんとおっしゃるようです(インスタグラムの表記より判断しました)。

予約して来た客にはそうしているようで、写真も使ってお茶について詳しくお話をしてくれました。貴重な品種のお茶を碾茶の状態で急須で出し、次に同じ品種を抹茶で点ててくれたりと、ほかでは考えられないサービスを受けることができました。

そのおかげで精魂こめて育てた「あさひ」という品種の旨味や香りを理解することができ、記念に「あさひ」を含めた抹茶のセットを購入して帰札したのでした。


抹茶はひきたてが美味しいと言う方と、ひいてから少し日をおいてからの方が美味しいという方がいますが、ご当主はひき立てがおいしいという考えのため、私のために前日にお茶を石臼でひいて用意してくれていました。

なのでお土産に購入した抹茶もひいてから日をそれほどあけていないものだったのだろうと思われますが、勿体なくてすぐには飲めない小心者です。ほかの種類から飲み始め、あさひを飲むのは今日になってしまいました。


本葦あさひ


写真ではあまり色が良く出ていませんが、生き生きしたきれいな緑色です。

一口飲むと、宇治で飲んだ時の記憶が蘇りました。たくさんの栄養を得て育てられ、本葦の下で成長した葉が持つ「海苔のような香り」というものを初めて理解できたお茶です。

缶入りではないタイプなのでECで購入しても送料はそれほどかからないで済みそうです。

#朝のルーティーン

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