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”解決のカギは自分の外にある”という前提で考え始める癖について。

soui(ソーイ)と読みます。よろしくお願いします。

私自身は
・興味のあることと無いことへの集中力の差が凄まじく大きい
・興味を持つ対象が多く、のめり込む・身につく・と飽きる のペースが早い(移り気)
・本を読んだり考え事をすることが楽しく、子供の頃から皆で「うぇーい!」みたいなことは“やらなきゃいけなければ短時間できるけどやりたくない。でもやり始めてノってくればその日はそのまま行ける”タイプ    です。
そんな私の、普段の思考の一つについて書きます。
(1人でも「あーわかるわ」という方がいらっしゃれば嬉しいです)
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『何故“何かを良い状態にしたい”と考えた時に、自分の外側にあるものへ目を向けがちなのか』

について気づき、考えてみました。

私生活ではあまり感じないのですが(それも問題かもしれませんが)、仕事や人と関わる場面で何か問題があったり課題が見えたりすると、
私はとにもかくにも『自分の能力、知識、スキルをアップデートしなければ!』 と考えてしまい、方法や他の人のやり方を色々調べてしまいます。

つまり思考の順序は
① 問題発生
② 解決策の模索
③ 自分への取り込み
④ アップデート  という感じ 
です。

なので、ネットサーフィンの時間も長くなりがち、購入する書籍も増えがち、チャンネル登録するyoutubeチャンネルも増えがちです。

ここでいう、『模索される解決策』の例としては
・ビジネススキル(ロジカルシンキングとかフレームワークとか、時間配分、to doリストの見直し方法等)
・コミュニケーション術
・システムの導入、変更
・文房具やアプリなどのツール …etc
まあ色々あるのですが、何故この考え方が身に付いてしまったのか、とふと疑問に思ったのです。

会計や法律、システムなど『知っていなければそもそも業務が進まない』ものについては“調べて知識を得る”ことが解決策になるので全く問題無いですし、むしろ調べろよ、という感じですが、必ずしもそうでない場合もあります。

それでも問題発生以降の思考の順序はいつもだいたいこうなのです。

何故真っ先に“自分をアップデートすること”を考えるのか。
何故自分自身を(スマホやPCでいうところの)機種変、部品交換、メンテナンスが浮かばないのか。

だって例えば
『プロジェクトの進捗について答えた際に順序立てて説明が出来ず、上司から「分かりにくい」と皆の前で注意された』ということが起きた際、

「自分には説明力や論理的思考力が足りなかった。こういう時は○○というフレームワークに沿って説明すればいいことを知っていれば・・・」と思うこともできますが、
健康状態、心理状態の不調について考えることもできるはずです。
本来むしろ先にこっちの心配をすべきです。
(それが思いつくのはもっと重い症状が出始めてから。)

でも手っ取り早くスキルや知識、ノウハウで不足を埋め合わせよう、とまず思ってしまいます。


なんでだろう・・・?


原因を考える


もしこれが何かの刷り込みによるものだとすれば・・・と考えると、私が真っ先に思い浮かぶのは本屋さんでした。

問題を解決したいがために、そのためのカギとなる知識やのノウハウを求めて行き着くあの本屋さん。それこそがもしや原因の一つ?と。


ここ十数年、本のタイトルって似ているもの多いです。『本 タイトル つけ方』で検索すると色々なサイトが出ますが、

・学校の先生のように命令するタイプ
~するなら○○しなさい or ○○しろ 系)

・偉い博士や教授のように言い切るタイプ
(~こそ最強の○○である 系)

・忍者かというくらい“秘伝感”の漂うノウハウをチラ見させるタイプ
(~に叩き込まれた○○仕事術、絶対に○○な人のノート術 系)

※マッキンゼー流なんちゃらかんちゃらは、見飽きるほど並んでてすっかり味も印象も薄いため、自身への影響なしと判断し割愛

やはりこういったものが「売れるタイトルのつけ方」としてあるようです。もちろん本屋でなくてもweb上にあるまとめサイトやブログでもあるんですけどね。キャッチーだし。

ただ、本屋に行くのもwebサイトを見に行くのも自分なので、自分からサブリミナルな空間にわざわざ飛び込んで刷り込まれに行ってる感もありますが、
知らず知らずのうちに『これをやれば、これさえあれば上手くいく』という考え方を視覚的に刷り込まれてしまっているのかもしれないな、と思いました。


まず自分の内側を見つめた方がいい、と言いつつ、考え付く原因を『本屋さんで見る本のタイトル』にしている当たり、大変自分らしいと思いつつ、そそくさと終わります。


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