相続登記義務化について
2024年4月1日から相続登記が義務化されます。
相続によって不動産を取得した時から3年以内に登記することが義務付けられました。
所有者不明土地を解消することが目的です。
特筆すべきは、「相続人申告登記」かなと考えます。
自身が相続人であることを申告する手続きのことで、相続登記とは違い権利の移転がないことが特徴です。
遺産分割協議が長引くなど3年以内に登記できない場合等の措置とのことです。
権利の移転がなくとも、申告登記を行い、所有者(相続人)が誰であるか確認できれば、所有者不明土地を解消することに繋がります。
去年1年間に国内で死亡した日本人は156万人余りと、統計を取り始めて以降、過去最多となりました。今後も増え続け、2040年には約167万人に達する見込みとのことです。
すなわち空き家が増え、相続が増えるということです。
未来に向けて準備が必要です。
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