佐藤洸太

「情けは人の為ならず、巡り巡って己がため」 空き家・不動産・地域等について書いていきます。 長岡市出身 (株)長岡総合開発常務取締役 (一社)長岡青年会議所理事長 (一社)全国空き家アドバイザー協議会新潟県長岡支部事務局長 宅建士/空き家課題トータルコンサルタント/空き家管理士

佐藤洸太

「情けは人の為ならず、巡り巡って己がため」 空き家・不動産・地域等について書いていきます。 長岡市出身 (株)長岡総合開発常務取締役 (一社)長岡青年会議所理事長 (一社)全国空き家アドバイザー協議会新潟県長岡支部事務局長 宅建士/空き家課題トータルコンサルタント/空き家管理士

最近の記事

空き家・持ち家活用相談会でした。

10/26(土)は長岡市主催の空き家・持ち家活用相談会でした。 所属する空き家アドバイザー協議会も共催にて参加させていただき、相談対応にあたりました。 やはり、空き家についてまず何からはじめたらよいのか、または次の世代に空き家を残したくない、残さないようにしてあげたいという方が多い印象でした。 少しでも空き家課題解決のきっかけになればと思います。 空き家はその状況・状態に応じて、解体除却・売却・活用・管理等対応が違ってきます。 それを判断するためにもご相談いただくことが一歩と

    • 新規空き家管理案件

      新規空き家管理案件を受託しました。 相続財産清算人の方からのご依頼。 相続財産清算人とは、相続人が不在の財産の維持管理や処分を行ったり、債務の清算を行う方です。 昨年12月に空き家特措法が改正され、「管理不全空き家」が定義されました。 従来の、「特定空き家」制度(周囲に悪影響を与える空き家を「特定空き家」に指定し改善を図る)では改善が困難であるため、この度の法改正で新設された制度です。 管理不全空き家に指定されると、固定資産税の住宅地特例の解除(建物が建っていると土地の固定

      • 空き家アドバイザー協議会長岡支部立ち上げました。

        おかげさまをもちまして、この度(一社)全国空き家アドバイザー協議会の新潟県長岡支部を立ち上げることができました。ご賛同いただき会員になっていただきました皆様、そして立ち上げに向けて動いてくださいました皆様本当にありがとうございました。 地域の衰退が進めば空き家は増え、逆に空き家が増えれば地域の衰退も進みます。未来のために、これ以上空き家を増やさないために、不動産業者としてできることをしていきたいと考えています。 連携団体である古民家再生協会とも協力しながら、空き家問題の解決に

        • 空き家→賃貸活用のご提案事例

          売主さんは新居へお引越しし、こどもさんも別のところに住んでいるため空き家になった物件。 投資用不動産として、お客様にご紹介と活用のご提案をさせていただきました。 2世帯住宅だったため、上下階それぞれを賃貸したらどうかとご提案させていただきました。 双方価格の折り合いがついたため、無事契約となりました。 長岡市のまちなかエリアで立地もよいため、子育て世代のファミリー層の入居が期待できます。

          シャッター商店街をホテルに

          ガイアの夜明けで放送されていました。 世界ホテルという会社さん。 すごく面白いアイデアですね。 課題x課題はプラスになるという言葉を聞いたことがあります。 まさにその通りですね。

          シャッター商店街をホテルに

          冬に向けて空き家も雪の対策が必要です

          急に雪が降りそうなくらい寒くなりました。 雪が降る地域の空き家は雪の対策が必要です。 対策は庭木の冬囲い、窓の雪囲い、凍結防止のための水抜きなど、たくさんあります。 雪が降ったら雪下ろしや雪庇落とし、屋根が傷んでいればそこから水が浸水してくることもあります。 見に行くことができない方は心配かもしれません。 空き家管理業務ではそのような場合も写真を撮って状況をお送りしています。 空き家が心配な方はご相談ください。

          冬に向けて空き家も雪の対策が必要です

          TVにて取り上げていただきました

          NST新潟総合テレビ様の番組、MORE DREAM ~終わらぬ挑戦~にて弊社の空き家課題解決の取り組みについて取り上げたいただきました。 空き家管理業務を中心にお話しさせていただきました。 うまく話せていないと思いますが、少しでも取り組みが広がり空き家課題が解決されると幸いです。 番組スタッフの皆様、I様、大変ありがとうございました。

          TVにて取り上げていただきました

          相続登記義務化について

          2024年4月1日から相続登記が義務化されます。 相続によって不動産を取得した時から3年以内に登記することが義務付けられました。 所有者不明土地を解消することが目的です。 特筆すべきは、「相続人申告登記」かなと考えます。 自身が相続人であることを申告する手続きのことで、相続登記とは違い権利の移転がないことが特徴です。 遺産分割協議が長引くなど3年以内に登記できない場合等の措置とのことです。 権利の移転がなくとも、申告登記を行い、所有者(相続人)が誰であるか確認できれば、所

          相続登記義務化について

          空き家でニュース検索してみると…

          火事、遺体が見つかる、放火、動物の棲みつきなどネガティブなニュースがたくさんありました。 結局は管理者に責任が発生します。 これから空き家が増えていくとこのようなニュースも増えていくことと思います。 未来の空き家を増やさないために、住教育が大切です。

          空き家でニュース検索してみると…

          2040年空き家数全国マップ

          NHKの「あなたの町は大丈夫!? 2040年 空き家数全国予測マップ」というサイトに全国各地の空き家の数が2040年にはどのくらいになるか予測がされています。 長岡市は新潟県1位でした(増加率は6位)。 多死社会のなか、相続が起こり、空き家が増えるのはわかりきっている未来です。 そのなかで、いかに発生抑制をしていくかが大切だと思います。 来る未来に向けて、やるべきことは住教育と利活用を行い、循環をつくっていくことです。

          2040年空き家数全国マップ

          空き家管理は多岐にわたる

          空き家にツルが回ってきていて、隣にも迷惑をかけそうだからという所有者さんの依頼で撤去しました。 空き家管理は多岐にわたります。 様々な依頼に対応できる対応力を上げることは大切ですが、自分ができないことは専門業者にお願いしています。 住宅にまつわる様々な依頼に対応できるための人脈はJCのおかげです。

          空き家管理は多岐にわたる

          営業の評価指標は売上ではなく「ありがとう」の数

          写真のお菓子は空き家の管理をさせていただいているお客様からいただきました。 いつも長岡にお越しになる度にいただいております。 いつも本当にありがとうございます。 先日、営業の評価指標は売上ではなく、「ありがとう」の数が大切だという記事を読みました。 売上を求めることが目的になると、売上を上げるためには何をしても良いことになり、某中古車販売会社のような末路をたどるそうです。 これからは、売上ではなく、「ありがとう」の数を求めることが大切という記事でした。 実際に、某居酒屋チェ

          営業の評価指標は売上ではなく「ありがとう」の数

          雨漏れ注意

          空き家管理をしていると雨漏れを発見することがあります。 屋根や外壁の劣化などにより雨水が浸入し雨漏れが発生します。 写真の雨漏れは屋根(瓦)の割れているところから水が回ったことによるものでした。 雨漏れが起きた際は、修繕するための屋根工事などかなりの金額がかかることがあります。 こちらは瓦の応急処置で済みましたが今後も同様の雨漏れが発生する可能性があります。 雨漏れを放っておくとどんどん劣化が進みます。 管理不全空き家にならないためにも管理、活用、流通などのなんらかの対策が必

          雨漏れ注意

          空き家管理でしていること

          昨日は空き家管理日でした。 管理させていただき2年以上が経ちます。 月1回の管理ですので、毎回季節の移ろいが感じられます。 庭の雑草も、年を追うごとに伸びて、増えてきたりしています。 写真は通水・封水をしている写真です。 水道は定期的に出さないと管の劣化やさびが進みます。 築40年以上の住宅は鉄管が多いので注意です。 水を流すことで排水トラップにも水がたまり、悪臭や虫の発生を防ぎます。 通水しない場合はペットボトルに水を入れたものを持ってきて封水します。もちろん流しだけで

          空き家管理でしていること

          孤独死案件の空き家と住教育の大切さ。

          (写真はイメージです。) 孤独死があった空き家の調査に行ってきました。 住宅敷地は草が生い茂り、建物にはつるが回っています。 調査中ご近所の方がお見えになり、当時の状況をお話ししてくださいました。 いわゆるごみ屋敷で、近所との付き合いもなかったとのことでした。 孤独死を防ぐためには、つながりが大切だと簡単に言うことはできますが、本人が社会とのつながりを断っているケースも多いため、根深い問題だなと感じました。 2020年の国勢調査では単独世帯数が38.1%と初めて一番多くなっ

          孤独死案件の空き家と住教育の大切さ。

          相続土地国庫帰属制度

          2023年4月27日から相続土地国庫帰属制度がはじまりました。 空き地や耕作放棄地、所有者不明土地の抑制のために作られました。 名前の通り、相続した土地を国が引き取ってくれる制度です。 それだけ聞くと良い制度のように感じますが、当然「タダ」ではありません。お金がかかります。 基本的には20万円です(土地の状態や立地状況によりますが)。 また、すべての土地を引き取ってもらえるわけではありません。 建物があったり、貸していたり、抵当権がついていたり、崖地等管理が困難な土地も対象に

          相続土地国庫帰属制度