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6/4「地域力アップセミナー①」開催しました!~その2

北九州市民カレッジ「地域力アップセミナー」の第1回を開催しました。
初回の午後は「北九州の社会教育の変遷」をテーマに、北九州市立大学の恒吉 紀寿教授に講義をしていただきました。
 
北九州市が五市合併する前の旧市時代の公民館のあり方や、その後公民館から市民福祉センター、市民センターへと変わっていく流れについて、わかりやすくお話していただきました。
 
参加者に市民センターの職員も多いことから、今の市民センターに至る経緯や現状について理解することができて良かったという感想が聞かれました。


そして、社会教育は人々の課題について考え、学ぶことを重視したものであり、そうした学びの場や機会をつくっていくことが大切だということを言われていました。
行動して課題解決していくだけではなく、地域で考えること、地域から考えること、地域を考えることが必要であるとのことです。
 
地縁や小さなコミュニティだけではなく、地域をめぐるあり方、国際的なあり方を考え、学び、反省して変えていくこと、社会の中でどんな変化があり、どう捉えられているのかを考えることが大切であるとのお話には、自分自身の姿勢を省みることにもつながりました。
 
その他、日本国憲法の前文やユネスコ学習権宣言についても触れられ、幅広い視野で考えることのできる学びの時間となりました。

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