転職面接の通過率が劇的に上がる、たった2つのポイント
僕が日頃からお世話になっているスーパー保険営業マンがいる。本記事は、そんなスーパー営業マンが教えてくれた、抑えておけば転職面接で通過率が劇的に上がる「2つのポイント」の話。
その方は元々、全く別の仕事をしていたが先輩に誘われたことをきっかけに保険の営業マンになり、あっという間に誰もが知る大手保険会社のトップ営業マンになった。そこで長年トップセールスとして活躍したのち、今は独立している。相変わらず、たくさんのクライアントから引っ張りだこらしい。
僕の友人・知人を十数人と紹介したが、皆口をそろえて「〇〇さんに相談して良かった!」と言ってくれる。
そんなスーパー営業マンは、保険会社に勤めていた時から数百人近い応募者の面接をし、独立してからはクライアントの会社の面接官も引き受けているらしい。それに加えて、転職面接が上手くいかない知人や後輩にアドバイスをし、たくさんの「転職面接で落とされる人」を「転職面接をすんなり通過する人」に変えてきた。
通過率を上げる2つのポイント
前置きが長くなったが、僕は「転職面接で苦労していた人が、すんなり通過する人に変わったのはどうしてか?」と聞いてみた。その人曰く、転職面接ではこの2つのポイントを抑えるのが大事とのこと。
「あなたが、会社に対して、貢献できること」を面接で伝えること
「あなたが、良い人だということ」を面接で伝えること
会社は営利目的で経営されるため、当然のことながら従業員には利益を生み出すことが求められる。つまり利益を生み出せそうな人を採用し、利益を生み出せなさそうな人は不採用とする。転職面接では、応募者が会社に対して、貢献できること(利益を生み出せること)を伝えなければいけない。
また、人は利益だけでは動かない。いくら利益を生む人材でも、嫌な奴とは一緒に働きたくないものだ。あなたが良い人であることが伝われば、面接で有利に働くし、嫌な奴だと思われれば当然不利に働く。転職面接では、良い人だと思われておいて損はない。
渋沢栄一の「論語と算盤」、リクルートの「ロマンとソロバン」ではないが、面接では「利益と感情」のどちらにもアピールしなければいけない。
具体的にどうすればいいのか?
上述したこの2つに関して、それぞれ何をすればいいか簡潔に教えてもらった。
1.「あなたが、会社に対して、貢献できること」を面接で伝えること
やるべきことをまとめるとこのようになる。
会社の目的(ビジョンや理念)や目標(事業計画)を探す
目的や目標の達成に向けて、課題となっているものを探す
その課題に対してあなたがどう貢献できるのかを探す
あなたが課題を解決できる根拠を探す
上の4つを、わかりやすく伝えれるようにプレゼンの練習をする
面接で伝える
ゴールを見つけ、その道のりにある障壁を明らかにし、自分が解決できることを分かりやすくアピールする。
2.「あなたが、良い人だということ」を面接で伝えること
やるべきことをまとめるとこのようになる。
明るく元気に話す
積極的に質問をする
相手の話にリアクションする(頷く、相槌を打つ、表情を変える)
身だしなみを整える
相手の意見を頭ごなしに否定しない、できるものには賛同する
嘘をつかない
感謝やリスペクトがあれば伝える
あなたが相手に取られて嬉しい態度を、あなたも取れば問題ない。ただ、一番の敵は「緊張」。緊張すればするほど、表情は強張り、リアクションは小さくなる。しかし面接は場数をこなせば慣れてくるらしいので、友人に練習相手になってもらったりして、事前に数をこなすことが大事。
まとめ
僕は一度も転職面接をしたことがないので、ここでの内容はあくまでそのスーパー営業マンから聞いた話ではあるが、自社の面接でもこんな人が来たらそりゃ目に留まってしまうよなあと思った。
もちろんこれだけでは通らない面接もあると思いますけどね^^
小さなコツではありますが大事なことだと思ったので、転職を考えている方の参考になれば幸いです。
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