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【e-Sports】ゲームに時間を費やすなら環境も整えよう【配信・Vtuber】

1.マウス・キーボードは必ずしも絶対的に有利ではない

PCゲームはもちろん、CS機においても使えるならマウス・キーボードを使いたい。そうじゃなければスタートラインに立てない。

これは正しくもあるが、誤解でもある。

プロゲーマー、プロストリーマー、RTAガチ勢、その他ヘビーユーザーのようにゲームプレイ環境を整えているのであれば多くのゲームではマウス・キーボードが有利なのは間違いない。

自作・手作りとかである程度カバーできる人もいるかもしれないが、ディスプレイ 机 椅子 マウス キーボードをある程度以上しっかりしたものでないと実はそこまで優位性がない。
また、ゲーマーとしてはそこまで長時間プレイしないのであれば安い環境でマウス・キーボードでも効果を得られるが、ゲーマーとしての長時間プレイとなるとマウス・キーボードはかなり負担になる。

ヘルニア エコノミー症候群 肩こり 頭痛 痔 腱鞘炎 脱臼などの危険性も抱え、単純に疲労も増す。

ゲームパッド(コントローラー)だと上記のリスクがかなり軽減され、姿勢やプレイする場所もかなり融通が効くのでそこまで工夫金銭もそこまでかけることなく長時間プレイすることが可能だ。

実際プロストリーマーやプロゲーマー、人気動画投稿主、Vtuberにも意外とパッド勢は存在する。


2.一番金と手間をかけるべきは椅子

これはゲームに限らず、読書や事務作業、執筆など自宅で作業を行う際にも言えるが、良質な椅子を使うことで疲労や腰痛や痔をかなりの確率で防ぐ・軽減することが出来る。

じゃあ具体的にどういう椅子が良いのかと言うと、店頭で座って確かめるのが一番良い。筆者は下記のセレクトショップで店員とマンツーマンで様々な椅子を試して購入した


ただご時世的な問題だったり、自分の生活圏内に椅子を買える場所がなかったり、椅子を売ってる店はあってもセレクトショップやショールムームや展示会などのガチじゃない場合はどうするか。

まず値段で線引をする。メーカー希望価格5万5千円くらいが最低ラインだ。※座って確かめることが出来るならこれを下回ってもいいが、それなり以上は高いものが良いだろう。

(筆者が購入した椅子は見積もり時15万円の予定だったが諸事情があり入荷が遅れたものの業者事情で8万3千円となった。その前に使っていた椅子はメーカー販売価格7万円前後のもののアウトレット品を2万円くらいで購入した)

ゲーミングチェアを盲目的に選ぶ人や、毛嫌いする人もいるが、実際に座ったり、製造元、価格、業者をしっかりと吟味することでそう外れは引かない。
また、上記に貼ったワーカーホリックは来店以外でもオフィスチェアーの相談を受けつけており、楽天市場への商品リンクもあり通販購入も可能。自身の体格や健康状態、部屋の間取り、使用用途などを伝えて相談するのも手だと思う。なお椅子の相談についてはその他の家具ショップでも受け付けている場合もある。というか大手や専門店ならだいたい受け付けていると思う。


3.ゲーミングベッド、ゲーミングソファー

部屋の広さやその他、設備を整えるという点ではベッドをゲーミング用に改造というか整えてしまうという手もある。もしきは寝る用のベッドとは別でゲーミングベッドを作る
※実際にゲーミングベッドとして売られてる商品もあるが、筆者の情報収集不足で良し悪しがわからないのでご容赦を。

理想のゲーミングベッドは要介護者・高齢者向けの電動ベッド。そこにモニターとキーボードを置ける台を用意しておく。寝転がりながらカジュアルにゲームを游んだり、動画や配信を見たりにも便利だ。

ベッド用の分厚いマットレスだけ購入し、介護用品や電動ベット用の机などをセッティングしてDIYするという手段もあるが、除湿・ホコリ対策などが必要なのでどこまで良いのかはわからない。

ちなみに車のシートは長時間運転などを考慮していて、かなり良質な物であることが多い。そうでなくても思い入れのある愛車を一部だけでも手元に残したいという一心でシートを取り外してそのまま普段使いの椅子に利用している人もいる。

ほかに、ワゴン車やキャンピングカーを改造したゲーミングカーを作る猛者もいるとか。
車は防音・遮音にも優れているので配信するには意外と向いている(多少は防音材やダンボールなども用意したほうがいいが。
ただし、車検や夏の暑さなどの対策は必須だし、そもそも簡単に用意できるものでもないのでオススメは出来ない。・・・ロマンはあるけど

4.ゲーミングルーム(&配信・動画作成部屋)

ゲーム用PC サブPC 机 椅子 仮眠用の寝具 ケース外した水 IHクッキングヒーター 電子ケトル (防音設備)だけを置いたゲームだけor配信だけorゲームと配信だけの部屋を作る猛者もいる

自宅の一室をこうする人もいれば、賃貸を2件借りる人もいれば、プレハブを作って整える人もいる。

これを整える軽く数百万の予算が必要かつ、維持のためにも毎月かなりの金額が吹っ飛ぶだろう。

ただ、よくよく考えるとソシャゲで数十万溶かす人 パチンコ・パチスロその他ギャンブルでお金を溶かす人 とかを考えると、そこまで差はないんじゃないかということも思ったりする。

あとこのご時世なので、こういった改造部屋って需要ありそうなので手放す際だったり又貸ししたりもできそうではある。

他に、自室に防音ルームやゲーミングルームを作るための指南や機材なども通販で買えたりする。このご時世なので不動産やリフォーム業者もけっこう対応してくれてる。

ロマンに感じるようで、けっこう現実的である。嬉しいのか悲しいのかはわからないが


5.その他デバイス

ゲームにおいて確実に必要なのはそこそこ以上の24インチのモニター。こだわりがなければ8000円-1万5千円 中古やアウトレットやセールを使えばさらに安く購入出来る。こだわりや好みで大きくしたり小さくしたり、高いものを買ったりも。
レトロゲームの場合は分配器が必要だったり古いモデルだったりが良い場合もあるので、臨機応変に。
また、キャプチャーボード「のみ」はガチるにはあまり向いてないが、配信や動画作成したかったり、部屋を省スペースにしたいとかだったら選択肢に入る。

次に必須なのがマウスパッド。これは値段のわりに得られる効果がでかいので用意しないのは非常に勿体無い。100均一でもゲーミングマウスパッドでも、通常のマウスパッドでもなんでも良い。もちろん、良い物の中にはものすごく良い物もあるがマウス・キーボードでゲームするなら用意したい。ゲームをしなくてもパソコンでマウスを多用するならあったほうがいい。

ヘッドセット ヘッドホン イヤホン マウス キーボード (マイク)などはなるべく店頭で実際に触れてみて選びたい。これもご時世的にちょっとアレではあるが・・・
プロゲーマー プロストリーマーとして対価を得るならあまり妥協はしたくないが 価格や質で拘ってもそんなにリターンがあるかというと、微妙だと個人的には思う。

なお、配信する場合はオーディオインターフェースと呼ばれるものがあると結果として音声まわりの金額を抑えることができる。肉声やボイスチェンジャーなどで声を使う予定がある人はマイクよりもこっちを優先したほうが良い。

ゲームパッドは基本的に純正で良い。純正じゃなくてもライセンス品もあってこっちは比較的安価で手に入る。ライセンスがない非純正品はピンからキリまで。デザインから大きさ重さ使用感などで純正品より良い場合もけっこうあるが・・・

なお、通販で各種機材を揃えたい時の注意点として、高評価が多いものであっても自演だったりすることがある。
今後は悪い意味で改善されると思うが、現段階では変な日本語で星5だったり、短文で星1だったりするのはレビューを切り捨てて選びたい。そうするとハズレは引きにくい。


6.リアルデバイス

リアルデバイス。要するに肉体精神面である。
まず、対人ゲームを行う場合の心構えとして、相手も中身がある人間である。自分が100%中95%の実力を出したとして、相手が100%中98%の実力を出したら負ける。また実力が倍以上あっても、相手の運がものすごく良ければ負ける
つまり、自分が出来る限りの最善を尽くしても負けることがあるというのが対人というものだ。 どうあがいても負ける可能性があるということを前提におくことでメンタルダメージを軽減することが出来る。

次に肉体。いかにインドア趣味なゲームとはいえ、何らかの作業を行う マウス・キーボード操作をする 脳を使う などで肉体的疲労は生じる
よって、健康であることは有利だし、肉体が強い、体力がある、筋力がある方が有利である。

対人型の場合1ゲームもしくは1日あたりのプレイ時間を想定してその時間だけランニング・ジョギング・ウォーキングする人もいれば、ジム通いやフィジカルトレーニングを行って肉体強化を行う人もいる。

また、通常の健康診断の他に人間ドッグへ行ったり、眼科や整形外科で診察してもらう、接骨院・整骨院などの医療機関で肉体のメンテナンスやゆがみの改善、マッサージやエステなどでケアするなどを行っている人もいる。

食生活改善・・・人によっては管理栄養士に献立アドバイスを受ける人もいる。やってることがゲームってだけでもはやアスリートだ。プロはもちろん、運動や筋トレが趣味な人で食生活から気を使っている人はいる。
ゲームにもそれが当てはまってもおかしくはないと思う。

こっちはそこまでお金がかかるわけでもないし、生きていく上で必要・改善した方が良いことでもあるのである意味で一番無駄にならない項目かもしれない。

ちなみに筆者は接骨院で疲労骨折一歩手前というのが発覚して危うく車椅子生活を余儀なくされるところだった。健康面はちゃんとしようね

面接時に「遊ぶ金欲しさに」と言いたい人生だった。