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きょうの聡太くんとプレイバックたまちゃん及びヘドロ飼い主 2023/12/23

 きょうはひどい寝坊をやらかした。起きてきたらもう「ピタゴラスイッチ」も「マチスコープ」も終わっており、急いでトーストを焼いてピーナツバターをこれでもかと塗って食べたが、そのころには「ノージーのひらめき工房」も終わっていた。
 なんだか頭痛もするしきょうは「無理しないの日」とすることに決めた。フリーレンを観て、そのあとドールさんに着物を着せようと思う。
 公募の進捗がひとつ減ったがあんまり急ぎすぎてもよくないので、ゆっくりと展開を考えることにする。
 そいでもって母氏が仕事にいったあと、「無理しないの日」なのでのどかにカクヨムを巡回しツイッターを見ていたら、なぜだかわからないが聡太くんが激しく噛んできた。なんなんだきみは。
 いまは落ち着いて毛繕いなんぞをやっている。猫はよく毛繕いするので本体はほとんど匂わないのがいいところだと思う。体が柔らかいから体じゅうどこでもなめられる。ただ晩年のたまちゃんは体が硬くなってしまって苦戦していたのだが。

「かませろ……」


 聡太くんはすっかりファンヒーターを気に入ってしまった。ずっとファンヒーターの温風に当たっている。昼寝から起きたらまずファンヒーターの前にいく。人間の膝にはとりあえずこない。
 ほどほどに温まったところで「しょうがないなあ」と言わんばかりの顔をして人間の膝にくる。きのうはそれすらなかなかなくずっとファンヒーターの前でスヤリンコフと寝ていた。
 で、ずっとファンヒーターの前にいるせいで喉が渇くらしく、すごい勢いでコペコペと水を飲む。猫が水を飲むのはいいことだがそれにしたって飲む。ぺっちょぺっちょぺっちょ……と飲む。
 そういえば聡太くんは水滴観察学会のヒトなのだが、流れている水道の水を飲もうとしたことはないような気がする。水に触りたいわけではないのだろう。
 きのうあまりに水が減っていて「すわ糖尿か」と思ったのだが、聡太くんは若いしドカ食いをしないので糖尿ということではなく、単純に喉が渇いたのだと思うのだが、しかしそこまでファンヒーターで温められてよいのだろうか。

かねざわ家を平定した征夷大将軍。


 茶の間の引き戸が渋い。一定以上開けると全力で閉めないと閉まらない。たぶん戸車に人間の毛や猫の毛や綿ぼこりなどが詰まってしまったのだろう。
 聡太くんが出入りするぶんには楽々と出入りできるのだが、人間が通れる幅開けるとなかなか閉まらない。ので、人間はカニ歩きをして茶の間に入る。
 きのう母氏が夕方仕事から帰ってきたとき、膝の上には聡太くんがいたのだが、母氏がカニ歩きで入ってきたのを見て聡太くんは完全に怯えて、わたしの膝を全力で蹴り飛ばして、しっぽをタヌキにして父氏の椅子の後ろに隠れてしまった。
 猫はときどき変なものを怖がる。たまちゃんは父氏が背広を着ていると怖がって逃げていた。たまちゃんが健在だったころは父氏は印刷会社の営業マンで、ほぼ毎日背広を着ていたわけで、慣れろよ! と思ったのを覚えている。たまちゃんの好きな父氏は寝間着を着た父氏だったのである。
 それを思うと絵の先生のところのオス猫軍団はすごいなあと思う。月にいっぺんしか顔を合わせないというのにスリスリゴロゴロしてくるからだ。ただオス猫軍団にもひとり人見知りをするヒトがいて、そのヒトはいつも出てこないのだが、残りの2匹は四六時中先生に甘えている。そしてときどきケンカをしている。
 まあたまちゃんは極度の人見知りであった。家族でない人間に触らせることはほとんどなかった。
 ということは聡太くんはわりとだれにでもフレンドリーな猫なのだろう。素晴らしいことだ。家族をすっごく噛むけど……。

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