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きょうの聡太くんとプレイバックたまちゃん 2024/1/20

 きょうは母氏の誕生日である。母氏は最近、遠近両用メガネを作った。かけたり外したりしなくてよくなったらしいが、家でぐうたらスマホを観るときは百均の老眼鏡のほうが便利なのだそうだ。
 母氏はよくピアノユーチューバーの動画を観ている。母氏はもともと音楽が好きなのだが、ユーチューブで「推し」と呼べるピアニスト何人かに出会ったようである。
 母氏は推しができてから、推しが使っていたのと同じモデルの電子ピアノを買ったり、まあ言うて県内なのだが推しのコンサートを聴きに泊まりがけで旅行に行ったりするようになった。推しの存在は偉大である。
 で、わたしの推しは誰なのかと考えたとき、何人かアニメや漫画、ライトノベル、ゲームなどのキャラクターやプロ棋士などが脳裏をかすめていくのだが、推しと呼べるほど大好きなキャラクターや棋士はおらず、結局聡太くん(猫のほう)に落ち着くのであった。
 いや人間の方の竜王・名人もかっこいいなあと思うのだが、竜王・名人が好きで聡太くんに聡太くんという名前をつけたわけではなく、ただ強くてカッコよくて無敵だったから聡太と名前をつけただけである。結果無敵になった。名は体を表す、である。

 母氏の同僚が飼っている犬猫の話を母氏から聞くのが楽しい。母氏の同僚の飼っている猫ちゃんは、寝る前に顔を揉んで寝かしつけないと寝てくれないらしい。
 顔を揉む、というのがまずは羨ましい。聡太くんはぜったいに揉ませてくれないからだ。その猫ちゃんはたいへん賢い子で、人間の行動をある程度読むのだという。スゴイカシコイネコチャンだ。
 別の人が飼っているワンちゃんは、散歩の途中で歩くのが面倒になると家に電話して車を呼べと言うらしい。それで車で家に帰ってくるらしい。そのワンちゃんは猫ちゃんとも同居していて、猫ちゃんのカリカリを食べたがるのだそうだ。
 やはり猫のカリカリはドッグフードと違って肉や魚の成分が多いからではないか、とわたしは推測している。どうなのかはよくわからない。
 そういえば昔わたしがKKベストセラーズという出版社さんのnoteに連載を持ったときの編集者さんが、今でもXで仲良くしてくださるのだが、いつの間にやらその人も猫奴隷になっていたのだった。「猫から目線」という本をご恵投いただいたことがあるので、それでねこねこネットワークにロックオンされたのか、その前から飼っていたのだったか忘れたが、よそさまの犬猫は面白い。

「せいかつかん、やばいね!」


 今朝、聡太くんのトイレ横になにやら水分のある汚れが落ちていた。おしっこをちびったのかと思って拭いてみたら見事なゲロの色だった。
 聡太くんはあんまり吐かない人だ。たまちゃんはしょっちゅう毛玉をけぽけぽ吐いていたが、聡太くんは子猫のころアルミ箔やビニールなど変なものを食べて吐いていた印象が強いので、吐くと「お前なに食べた?」と心配する前に詰め寄ってしまう。
 子猫のころよく口に入れたものの代表格はベビーチーズのアルミ箔なのだが、きのうはベビーチーズのスモーク味の匂いを嗅いで砂をかき混ぜる要領でサカサカしていたので、スモークチーズは好きでないのだろう。
 まあゲロは吐かないに越したことはない。たまちゃんみたいに大河ドラマの緊迫したシーンで吐かれたら後から見直すことになってしまう。

 それから最近気付いたのだが、ブルーライトカットのメガネをかけているときと外しているときとで、聡太くんの色合いがぜんぜん違う。メガネなしだと聡太くんは思った以上にサバの色をしていた。ただしすべてぼやけてなんにも見えないのだが。

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