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きょうの聡太くんとプレイバックたまちゃん 2023/3/27

 日曜のたびに、大河ドラマが始まる前に聡太くんのおやつを用意すべきか、はたまた終わってから食べさせるべきか、というので葛藤しているのだが、きのうこの問題を突破する策を思いついた。
 大河ドラマといえばやたら力の入ったオープニングテーマである。オープニングテーマがアニメーションとともに流れてキャストの名前が出ているうちに、おやつを用意すればいいのである。
 作戦は大成功で、おやつを食べた聡太くんはたいへん大人しくスヤァ……と寝ていてくれた。ありがたいことである。
 大河自体はいつも通りとても面白くて、夢中で観た。しかし阿部寛の武田信玄をローマ人に寄せてくるのはやはりテルマエ・ロマエのイメージがあるのをいじっているのだろうか。というか武田軍の軍議のシーンが、タイトルはちょっとわからないがこういう絵柄の濃ゆい格闘漫画あったな……と思ってしまうのだった。

スン……。


 きょうは百均に行ってきた。いろいろ買ってきたが、買い占める勢いで赤ちゃん用のドアストッパーを買ってきた。聡太くんのイタズラが完全に人間の赤子と変わらないレベルだからである。まさか猫がこんなにイタズラをする生き物だとは思わなかった。
 聡太くんと暮らしてわかるのが、たまちゃんの大人しさである。たまちゃんは人間の食べ物を強奪しようとはしなかったし、ドアを開けるのだって開けやすいところしか開けなかった。
 ただ聡太くんも心根はわりと優しいというか人間は大好きなのでシャーとかカッとかはしない。そしてたまちゃんが遠慮してやらなかった膝の上で寝るという甘えかたをする。それにかわいいのだが愛が重いときがときどきある。
 たまちゃんは大人しかったというより全体的にひかえめだったのかもしれない。

「だいどころ、ぼくのたべるものあるかなあ」


 最近聡太くんはときどきケージに入れられたときに、床板破壊工作をやろうとする。そういうことをするとケージの中に置いてある猫トイレがガタガタする。なにをしているんだきみは、と思う。
 猫トイレをひっくり返されたらまさに大惨事である。やめて……マジでやめて……と思いながら見ている。
 お腹の調子はわりといいようだ。元気いっぱいご飯を食べるし、毎日健康なUNKOを出している。
 聡太くんが健康ならそれがうれしい。健康は大事だ。元気で毎日過ごしてくれればそれ以上望むことはなにもない。
 元気であるということは素晴らしいことだ。たまちゃんの晩年に老猫介護をしていたのでよくわかる。いっぱい食べていっぱい遊んでいっぱい寝るという、それだけのことがとても尊いのである。

 百均を覗いたら猫用のかぶり物がたくさん売られていて、聡太くんがこういうのをつけたらかわいいだろうな、と思った。でも断固拒否されるのは容易に想像がついたのでやめておいた。
 よその子はあまり楽しくはなさそうだがオシャレなかぶり物をつけた写真をよく撮っているので、うちでもやってみたいなあと思わないではないのだが、買ったところで断固拒否では意味がない。聡太くんはありのままがかわいいよ……と思うことにしている。

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