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きょうの聡太くんとヘドロ飼い主 2023/3/24

 聡太くんはでっかいなあ、と思う。
 たまちゃんが極端に小さかったからそう感じるだけで、聡太くんはオス猫としては標準的な大きさなのだと思うのだが、それでもでっかくなったなあ、と思う。
 聡太くんは持ち上げればズッシリと重たいし、顔は野生的にシャープな顔立ちだし、いかにも精悍である。ただ猫なので精悍な顔をしていても行動が全く伴わないのだが。
 子猫時代、聡太くんは「巨大猫の素質あり」とよく言われていた。手足がゴツかったからだ。人間の力士だって足の大きさで将来を想像するという。たとえば「将来大相撲に進むちびっ子相撲の力士」とか、「将来プロ野球で活躍する高校球児」みたいなゴツさだったのだと思う。
 しかし子猫時代のお腹ゆる太郎ゆえ、聡太くんはうんと巨大化はせずほどほどの大きさで成長を止めた。それでもたまちゃんよりずいぶん大きい。
 絵の先生のところにいた猫で「これはなんの動物ですか」と訊かれるレベルの巨大猫がいたので、ああいうふうになってほしい、とちょっと思っていたのだが、巨大猫くんは最晩年ちょうどいいオムツが人間用しかないとかで苦労していたようなので、将来を考えるとほどほどの大きさのほうがいいんだろうなあ、と思う。

殿様。


 ツイッターに次々と「シン・仮面ライダー」の話が流れてくる。観に行きたい。
 しかし最寄りのシネコンまで片道1時間かかることを思うとそんなに気軽に観に行けるものではない。行くとしたら叔父上(初代仮面ライダーリアタイ勢)を誘うことになると思うのだが、叔父上のことだ、もう観ているかもしれない。
 そういえば去年聡太くんが我が家に来たころは「シン・ウルトラマン」で世の中が盛り上がっていた。とても観に行きたかったが、聡太くんは当時ガチの子猫だったので諦めたのだった。
 たぶん1時間かけて映画を観に行ったら、頭のなかは聡太くんの心配でいっぱいになるのではあるまいか。去年の2月に「アニメージュとジブリ展」を観に行ったときはたまちゃんが亡くなって少ししたころで、ジジやテトに泣かされるかと思いきやまっくろくろすけのぬいぐるみに泣かされたのだった。
 猫がいると自由な旅行はできない。なぜなら猫は人間がいないと生きていけないからである。大規模な家族旅行は無理なんだろうなと思う。近場のドライブくらいがいちばんいい。それはそれとして、秋葉原のドール関係のお店を片っ端から見る弾丸ツアーはちょっとやりたい。やらないけど。

「げんかん、おはなでいっぱいだなあ」


 今朝聡太くんは非常によいUNKOを出した。やっぱりいままでキャットフードの量が多かったようだ。
 聡太くんが健康そうにしているのを見るのは嬉しい。わたしも健康にならなければと思う。
 きょうは公募の原稿作業を進めながら、横にキッチンタイマーを置いて、30分に一回立ち上がって伸びをする作戦を実行してみた。なんぼかでも運動不足が解消されたらいいなと思う。
 ポケモンGOが流行ったとき、「原稿が犠牲になるかと思ったらむしろはかどった」というプロ作家さんのツイートを見た。やはり運動不足は健康によくないし、創作活動は健康な肉体から生まれるものなのではあるまいか。
 体を動かすのは面倒だが、将来ひとりで聡太くんの世話をすることになったとき、体力がなさすぎてなにもできないとなると困る。去年筋トレする筋肉がなくてもできる筋トレの本を買ったのだから、真面目に中身を見て筋トレをしなくてはいけないのだなあと思う。
 ついでにいうと、いまだに去年のこのラノを開けていない。だって怖くないですか、このラノ……。

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