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きょうの聡太くんとヘドロ飼い主 2024/3/26

 Xで見かけた意見なのだが、エッセイというものは毎日続けると嘘が混ざってくるらしい。そんなつもりは全くないしいままで書いてきたことは極力正直に書いてきたつもりなのだが、同じネタがダブったりちょっと脚色することはよくあるので、ちょっと弊noteのありかたも考えるときなのかもしれない。
 確かにXで人気者になったエッセイ漫画の作者が嘘を描いて炎上するのはよくあることだ。たぶん創作として描いていたら炎上しないで済んでいたのだろう。
 聡太くんは毎日新鮮なネタを提供してくれるが、それだけでは毎日書くのにはちょっと足りない。だからさきほど書いたとおり、何回も書いたことを再放送したりして、「ああこれ前にも書いたな……」と思うことはよくあるし、脚色することもある。
 弊noteも適宜創作の記事を混ぜていけばいいのかもしれない。しかしわたしは同人誌を書く人間でないし、創作のほうはカクヨムで満ち足りているので、どうしたもんだろう……と思う。
 なにかいいアイディアがないか少し考えてみようと思う。

 きのうやたら朝早くに弊noteを更新したのは美容院に行ったからである。たまたま聡太くんが脱走する悪夢にうなされて朝こっ早く起きてしまい、それで朝のうちに記事を書いて更新したのだ。
 美容院から帰ってくると聡太くんは母氏の頭の匂いをずっとかいでいた。母氏も美容院に行って、ヘアカラーとカットをして整髪料をつけられ、聡太くん的に「しらないにおい」になっていたのだろう。
 全身「しらないにおい」になると思いっきり匂いつけされることは、2月に母氏が一泊の旅行をしたときにわかったことだ。母氏が旅先から帰ってきてしばらくしたら、聡太くんが甘えたあとなにやら服が異臭を放ち始め、どうやら聡太くんにやられたらしいということがわかったのである。
 猫というのは嗅覚のするどい生き物なのだなあと思う。匂いで人間には見えないものを見ているのだ。
 それはそれとして、どうして猫はあんなによだれが臭うのに、体じゅうなめて乾くといい匂いになるのだろう。謎は深まる。

「おそとにね……とりさんがいるのですよ」


 どうも聡太くんは人間の「捕まえるぞ」という気配を察知するのが上手い。
 母氏いわくわたしは「捕まえるぞ」という気配が全開になっていて、それで捕獲に失敗してしまうらしい。母氏は実に簡単に聡太くんを捕まえる。わたしには「捕まえるぞ」という気配を消すなんて難しいことはできない。
 捕獲しても激しく抵抗されることが多い。「やめろ! はなせ! つかむな!」とジタバタされてしまう。
 漫画「3月のライオン」で、登場人物が捕まえている猫に脚で突っ張られているコマがあったが、まさにそんな感じである。
 薬とエリカラの理由がわからないのはともかく、キャットフードを用意するためにケージに入れようとしているのがわからないのはなぜだろう。ちょっと我慢すればご飯の時間なのに、ケージに入れようとすると「やめろ! はなせ! つかむな!」と暴れるのである。
 いまはまだ長袖の季節ではあるものの、半袖の季節にもジタバタ暴れるのは避けることも変えることもできない。これでもじゅうぶんお利口さんになったのである。それにそのころにはエリカラも取れているだろう。たぶん今年の夏も、わたしは腕カバーをして過ごすだろう。

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