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きょうの聡太くんとヘドロ飼い主 2024/6/22

 父氏が聡太くんに懐いている。逆もまた然りであるが、父氏が聡太くんをものすごく可愛がっている。メロメロだ。
 男の友情というやつなのかどうなのかはわからないが、父氏は聡太くんを「そうくん」と呼び、毎晩顔をなめられ、タバコを換気扇の下で吸いながらその様子をみる聡太くんに「そうくん?」と声をかけたり、「しっぽは?」とか「しっぽくん!」などと言って尻尾を動かしているのを見たりしている。
 猫にこんなにメロメロになるものなのだろうか。少なくともたまちゃんを拾ってきたとき、父氏は猫を飼うのに反対の態度であった。もしかしたらそのときは猫嫌いの祖母が存命であったからかもしれない。
 Xなんぞを見ていると、「わしゃ猫は嫌いだ」と言っていた外国のお爺さんが、猫を飼い始めたらメロっメロになってしまった、みたいな話が流れてくることもある。アメリカなどでは男性が猫を飼うのはちょっと男らしくない、という認識であるとも聞いた。
 しかし猫がかわいいのは男女関係ないのだなあ、と思う。

 聡太くんはこのクソあっついなかでも抱っこを強要してくる。ソファにかければ「だっこして!」とすっ飛んでくる。なんだお前は。
 ソファに横になっていれば体にどっこいしょとよじ登ってくる。暑い、端的に言ってすごく暑い。
 まあ聡太くんはそういう子だから仕方がない。そして冷房を回すと部屋から逃げていくのであった。

 そういえば聡太くんがいっとき大好きだった、えねっちけーのニュース番組が始まるときの「シャカリキドッカーン」みたいなサウンドロゴであるが、どうやらもうあんまり興味はないらしく、テレビに駆け寄ることはなくなった。でも気にはなるのでえねっちけーのニュースが始まるとテレビのほうをみて「なんぞ!」というような顔をする。
 いま興味があるのはボールだ。新しいボールを出してやったらずっとそれを追いかけて遊んでいる。投げろ、とこっちを見てくるのでホイと投げると「うわぁーい!」とすっ飛んでいく。
 何度か書いたと思うのだが、猫は猫なりに、「これはあたらしいぼーるだ」ということが分かるらしい。楽しそうでいいなと思う。

暑い……。


 だんだん弊noteが月刊ムー方式になってきた。同じネタをリサイクルするというやつだ。
 さすがに2年以上続ければネタ被りは仕方がない。犬なら外に出て散歩しながら花や草木の匂いを感じることもあろうが、猫である。家にずっといる。そして外に出すつもりはない。
 話題をリサイクルしてもぜんぜんSDGsではない。ただのマンネリズムである。しかし月刊ムーが堂々と刊行を続けているならば弊noteだって毎日UPできるに違いないのだ。
 月刊ムーは中学校の図書室にあった。なんであんな怪しい雑誌が中学校の図書室にあったのだろう。さらに古いものが保健室脇の小部屋にあって、保健室登校の人間であったわたしは保健室脇の小部屋でよくそれを読んでいた。
 なかなか面白かった記憶がある。オカルトは古くならないのだ。
 弊noteはなるべく新しい話題を提供できるよう頑張るつもりであるが、どうしてもネタ切れのときは月刊ムーシステムを使わせてもらうつもりだ。申し訳ない。

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