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きょうの聡太くんとプレイバックたまちゃん 2022/12/31

 きょうはいよいよ大晦日である。
 今年は本当にいろいろなことがあった。たまちゃんを介護して看取り、しばらく悲しんで、それから聡太くんが家族になり、公募はことごとく一次落選で、そんないろいろあった年でも大晦日がやってきた。
 聡太くんのおかげで悲しむヒマがなかったのはよかったと思う。それにしてはやりすぎだろう、という悪さもいっぱいした。いまは冷蔵庫はどうすれば開くのかを考えているらしい。
 聡太くんは今朝、味噌汁にダシとして煮干しを投入したら鍋の中身を確認するのだと頑張っていた。危ないのでケージに入れた。

「ねむい……」


 5月からこのnoteを続けてきて、ときおりヘドロの嘆きを挟みつつでも毎日ネタがなくならなかったのはすごいと思う。猫はすごい生き物だ。
 カワウソとかスローロリスとかそういう得体の知れない懐かないものを飼うよりなら猫のほうがぜったいにいい。かわいいのは保証する。
 いま思い出せば聡太くんがちっちゃかったころの我が家は戦場であった。我が家に来た初日の夜、お腹がぽんぽこりんになっていて頑張ってキューキュー鳴きながらUNKOをしていたのを思い出す。
 聡太くんはずっとお腹ゆる太郎だったわけだが、チョッキンする前の診察で問答無用で注射されて、それから少しお腹の調子は持ち直した。それからいつもの獣医さんにお腹のサプリメントをもらったり、乳酸菌入りのちゅーるをあたえるようにして、今朝も健やかなUNKOをモリモリと出した。
 健康がいちばんである。

「ねむいからほっといてよ」


 聡太くんは毎日とても元気だ。高いところに登ったり人間の食べ物をかすめようとしたり、ディスポーザーを掘り返したり、毎日が発見、毎日が冒険、毎日がインディ・ジョーンズである。
 聡太、というとてつもなく頭のいい人の名前をつけたわけだが、どちらかというとスポーツ選手とかの名前のほうがよかったろうか、と思うこともときどきある。名前案としては「翔平」というのもあったからだ。オオタニサンである。
 子猫を譲ってもらえる、という話を聞いたとき、「ああ、ぜったい『ちっちゃあ〜かわぁ〜!!!!』ってなるから名前は男の子でも『ちいちゃん」だな……」と思った。でも理性が勝利して「聡太」になった。悪いことをしているのを捕まえるときは昭和のいいところのお坊ちゃんのように「聡太さん!」と呼ばれ、最近では「そうたろう」という謎の名前で呼ばれている。まあたまちゃんだって「たまごろう」と呼ばれていた。かわいいのだから仕方がない。
 来年も聡太くんには健康でいてほしい。

「しょうがないな、おきるか……」


 さて、年末である。
 結局年末年始は愉快な番組が多いので録画の消化が進まない。2日3日は箱根駅伝を父氏がずっと観ているはずだ。我が家では冬の駅伝やマラソンを「お走りモノ」と呼んでいる。
 明日には餅を焼いてお雑煮を食べているのかと思うと一年なんて一瞬なんだなと思う。
 聡太くんは来年なにをやらかしてくれるのだろうか。冷蔵庫を開けたりするのだろうか。
 聡太くんには希望がある。これから20年くらい生きるかもしれない。それを養えるようになりたいと思う。

 それから、非常に言いづらいのだが……6月に一度このnoteに投げ銭してもらったわけだが、今年の売り上げはそれだけだったので、せっかくいただいた投げ銭を実際にお金にできなくて「ぴえーん!!!!」となっている。どうぞそのあたりもよろしくお願いいたします……。

 それではみなさん、よいお年を!

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