きょうの聡太くんとプレイバックたまちゃん 2024/2/11
きのうから聡太くんのおやつに乳酸菌入りのちゅーるを食べさせている。
母氏と「きっとちゅーる食べ終わったそばから『で、いつものささみはまだですか?』って騒ぐと思うよ」「確かにそうかもしれない、ワハハハ」などと話していたのだが、ちゅーるは思ったよりボリュームがあった。ちゃんとちゅーるで満足したので聡太くんはお利口キャットである。
聡太くんはチューブを噛んでしまうのでお皿にあけて食べさせようと絞っていると「それちゅーるですよね!? たべる! たべます!」とすごい勢いで迫ってきて絞る側から食べ始めた。食いつきが違う、違いすぎる。ちゅーるというのには依存性があるのか。
で。
おやつタイムが終了して、ちょっと目を離したらなにやら白いカケラをかじっていて、プラスチックかなにかかと思って取り上げたらなんと菓子パンにかかっている砂糖の塊だった。猫は甘みを感じられないのではなかったか。
聡太くんは置き薬の営業のひとにビックリしたせいか、昨日はUNKOをしなかった。けさ健康なのを出したが、これは単に腸のなかで固まっただけで、乳酸菌ちゅーるの効果ではない気もするのだった。
てっきり土日は発送などがお休みだと思っていた、聡太くんのお腹のサプリメントがきのうの夜発送されてしまった。この勢いでは明日には届いてしまう。てっきり火曜日になると思っていて宅配の時間を午前中にしてしまった。
運送屋さんもっとゆっくりでええんやで……と思う。このハードワークだから運送屋さんに勤める人が足りなくなるのではなかろうか。
聡太くんが健康になるのはたいへん喜ばしいことなのだが、つい運送屋さんの心配をしてしまう。去年まで父氏があかぼうで働いていたからだろうか。
サプリメントは小箱が三つ段ボールに入って送られてくるだけなので大した重さではないのだが、父氏があかぼうをやっていたころ「階段で3階まで大量のコピー用紙を運んだ」とか「ダンベルを通販したのを届けにいってえらい目に遭った」みたいな話を聞かされていたので、運送屋さんには優しくしなくては、と思っているのだった。
最近よく「猫は永遠の赤ちゃんだなあ」と思う。
イヤイヤ期も反抗期もなく、ただただ生きたいように生きる猫というピュアな生き物は、人間で言えば赤ちゃんなのではないだろうか。体重もそんな感じだし。
しかしその穏やかな赤ちゃんのような気質は去勢した飼い猫だからではないだろうか。チョッキンする前の傍若無人ぶりは完全に悪ガキだった。悪ガキが成長して赤ちゃんになるというのもなかなか矛盾している。
赤ちゃんのようにピュアな生き物ではあるのだが、それは自分の欲に忠実であるということだ。しかし欲望を表明してもだれも叱らない。そこも赤ちゃんとおなじである。
人間に甘えるとき、膝で寝るとき、ご飯やおやつを要求するとき、全て全て赤ちゃんである。ただただ無垢な生き物である。
こんなかわいい生き物が当たり前に我が家にいて当たり前に甘えてくるというのはやはりとんでもないことだ。ねこねこネットワーク恐るべし。
もうすぐたまちゃんが亡くなって2年経つ。たまちゃんは晩年、老いて弱るにしたがって子猫のようになっていった。
やはり猫は、永遠の赤ちゃんなのだなあと、あのころを思い出すのだった。