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きょうの聡太くん 2024/2/19

 弊記事の更新が遅くなったのは、人間の昼ごはんのあと聡太くんにエリカラをつけようと頑張ったからである。聡太くんが全力で抵抗してくるうえに非常につけづらいからである。
 なんでエリカラをつけることになったのかというと、いつまでもかかとのハゲが治らないので、仕方なく聡太くんを設備のすごい獣医さんに連行したところ、エリカラをお出しされてしまったのである。
 なにやら強力そうな塗り薬も出た。それはともかく受付までが長過ぎてくたびれてしまった。春のような陽気で車のなかは暑いし、とにかく人間もくたびれる混雑具合であった。月曜日は午後から行ったほうがよかったのかもしれない。
 ドクターは聡太くんのかかとの毛を軽くすいて、「床に負けてますね」とおっしゃった。そしてアロエ軟膏的な薬をすりこみ、「なめると治るというのは迷信なので、ご飯どき以外はエリザベスカラーをつけてください」とも言われた。

 そういうわけで昼前くらいに家に帰ってきて、キャリーをあけたところ聡太くんはエリカラがつっかえてうまく歩けないヒトになってしまった。そして洗濯物の影に隠れていた。キャットフードを用意してエリカラを外したら、キャットフードが置いてあることになかなか気づかなかった。
 それでもなんとか聡太くんが食べ終わったのでどうにかエリカラをつけようと母氏とふたり格闘したが、留め具が固くて押せども押せどもぱちっといかない。もうちょっと落ち着くまで待とう……と思っていたら降りてきたので頑張って取り付けた。
 さっき聡太くんはエリカラをつけられないあいだにぼんやりとハゲをなめて「にがいにがい!」という反応をした。たぶんアロエ軟膏が苦かったのだ。ちょっと可哀想だが仕方がない。

 設備のすごい動物病院には、待合室に犬猫の健康についての映像を流しているテレビがあって、それを観ていたら聡太くんのふだんのポーズが「緊張している」ポーズとして紹介された。
 そして診察台で体重を測ったら、聡太くんは3.75キロしかなかった。もしかしたらふだんずっと緊張しているから痩せてしまうのかもしれない。反省したのであった。
 エリカラ聡太くんはできたとしたら明日には弊noteで公開できると思う。首輪だって元々断固拒否だったのだ、つけていれば慣れるだろう。ハゲが気にならなくなるまでつけていなければならないそうだ。

またしてもなにも知らない聡太さん(およそ1歳11ヶ月)。


 それから銀行にも行ってきた。積み立て貯金の口座を作った。もちろん聡太くんのためだ。
 てっきり銀行の窓口というのはスマホの買い替えみたいに延々時間がかかるとばかり思っていたが、聡太くんを獣医さんに連行するほうがよっぽどしんどかった。
 でもできることがまたひとつ増えた。それは嬉しい。
 しかし獣医さんはいつもの動物病院が一番気楽だ。いつものドクターのところだとまっったく待たないで即で診てもらえて、いろいろなアイディア作戦が飛び出す。
 なのでいつものドクターが早く病気を治して退院してくれることを願っている。

 聡太くんはさっきからエリカラに翻弄され、いつもの椅子に座れなかったり歩けなかったりしている。逆にストレスでお腹を壊すのではないかと心配している。たぶんエリカラは相当に嫌なのだと思われる。
 それでも母氏の膝におさまって寝ているので、たぶん大丈夫なのだと思いたい。

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