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きょうの聡太くんとヘドロ飼い主 2023/12/25

 きょう買い物に行ったら正月ムードか、と思いきやベートーヴェンの第九や「もういくつ寝るとお正月」でお馴染みの「お正月」(いまさっきググってタイトルを知ってあまりにシンプルでびっくりした)が流れていた。さすがにまだ正月は早かったようだ。しかしきのうは「クリスマス・イブ」であり、きょうが正式な「クリスマス」なので、なんだか納得がいかない。
 しかし商業主義バリバリでもクリスマスは楽しいものだ。きのうはスーパーで小さめのブッシュドノエルを買ってきて母氏と食べた。パッケージを開けた瞬間聡太くんが「それはぼくもたべられるやつですか!?」と目を輝かせて駆けよってきたので、「きみは食べられないよ」と言ってケージに入れたのであった。
 この食いしん坊め。というかもう「いやしん坊」ではないだろうか。人間がなにか食べていればチェックにくるし、コーヒーを飲んでいるとサカサカしにくる。嫌な匂いなら嗅がなきゃいいのに……。

「おとーさんはねえ……しずかなのよ」


 いやしん坊エピソードはまだまだ続く。今朝母氏が発見したのだが、人間の味噌汁の出汁をとる煮干しのパッケージにかじった跡があった。おそらく戸棚の隙間が開いているかはみ出しているかしたのだろう。なんでこうもいやしん坊なのだろうか。
 食べることは生きることだがそこまでやれとは言っていない。それにどうせ食べられなかったのだし。
 今朝も卵納豆を食べたお椀をぺろんちょぺろんちょしていた。とにかく食べることこそ幸せなのだ。なにかもうちょっと別の幸せはないのだろうか。
 そういえば楽しいのかビビっているのかはわからないが、きのうから少し寒さが緩んで、雪が屋根からどっかんどっかん落ちるのだが、聡太くんは雪が屋根から落ちる音を聞くたびそちらを向いて「なんだいまのは!?」とやっている。
 去年はあまりそういうことをしなかったように思うのだが、それはやはり子猫だったからだろうか。大人猫になって分別がついたのだろうか。賢くなったのだろうか。

「こっちみんな……」


 ここで素敵な話題をひとつ。この間動物病院で皮膚病と言われてしまった聡太くんのかかとのハゲであるが、だんだんと毛が生えて治ってきた。飲み薬で治療、とならなくてよかった。
 猫は人間に心配をかける天才である。AI越えの一手だ。
 そういえば録画して観た「将棋の日in仙台」であるが、とてつもなく面白くて母氏とたいそう盛り上がった。そしてやっぱりわたしの棋力では中盤戦をうまく理解できないのだった。
 ついでに言うと、大河ドラマの紀行なんかを見ると、つい「地元に有名な武将や城跡があったら楽しいだろうな」と思うのだが、そういうのがあると「武将隊」みたいな小っ恥ずかしい町おこしが始まるのだった。「将棋の日in仙台」でも伊達武将隊の皆さんが頑張っていらっしゃったのだが、なんというか……恥ずかしかった。
 来年こそ将棋道場に指しにいきたいなあと思うのだが、いくと確実にクッタクタになるのでどうも足が遠のいている。将棋自体は猫に棋士の名前をつけるくらい大好きなのだが……。
 きのうの夜、超久しぶりに加藤一二三先生がXのタイムラインに現れてクリスマスを祝っていた。加藤一二三先生は熱心なカトリック信徒である。
 何年か前に「書籍化したい」みたいなことをツイート(当時はXではなかった)したところ、加藤一二三先生にリプライで「どうかがんばってください(笑顔の絵文字)書籍化の実現を心より応援しております(ペンの絵文字)」と応援されてしまったので、書籍化するしかないのであった。頑張ります。

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