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きょうの聡太くんとヘドロ飼い主 2023/4/18

 きょう病院に検査結果を聞きにいけると思っていたのだが、確認の電話をかけたらあしたの夕方にならないと検査結果が出ないとかで、きょうとあさって2日分の公募用原稿の進捗がパーになった。
 さんざん、「難しい病気だったらどうしよう……聡太くんを置いて死んでいくことになったら……」とビビり散らしていたのがアホらしい。なお聡太くんは飼い主の不安に興味なしですやすやと寝ている。うらやましいことである。
 まあ明日とかあさっての朝とかにまたビビり散らすのだろうが、明日の心配は明日すればいいのだし、あんまり気にしないで生きていこうと思う。というか検査結果の出る正確な日数というのは病院側は分からないものなのだろうか。前回「じゃあ来週来てください」と言われたのだが。まああさっても先週から見れば来週ではあるが。

詰め寄り顔。


 なんだかとてつもなくくたびれている。きのう耳鼻科からの和裁教室をやったせいだと思う。背中がゴキゴキだ。
 きのうはすごく眠たかったのだが疲れて興奮したせいか、面白いことを次々思いついて、なかなか眠れなかった。
 猫のように寝たいときに無限に寝られればいいのだが、それは人間として問題があるので、人として生きていくのはつらいなあと思う。しかし猫という生き物は自由である。
 猫用ベッドにみちみちに詰まりながら寝ている聡太くんはとても静かだ。穏やかにお腹を上下させて、実に幸せそうに寝ている。
 おかしいなあ、さっきまで人間の足を噛んだり爪を立てたりしていたのに。猫のように自由に生きられたらなあと思う。
 猫はじぶんのしたいことをしたいときにやる。それだけでもううらやましい。人間は時間にがんじがらめにされて、できることもできなくなる。
 まさしく「モモ」である。灰色の男たちに毎日毎日追いかけられている。さすがに「モモ」のオーディブル版を倍速再生するようなことはしないが。
 猫のように気楽に構えて生きていけたらいいな、と思う。
 やりたいことはいっぱいあるのだ、しかしそれに元気と時間がついていかない。こうやってババアになっていくのである。
 今日は病院に行くものと構えていたので、いちおう結果が出ているか電話をかけたら「確認するので15分したらもう一度お電話ください」と言われて15分溶けたのがもったいなかった。まあこういうこともある。ルーティーンでしか行動できないのは改めるべきなので、柔軟にやっていこうと思う。

「ふふ……ぼくってばいけめん……」


 聡太くんを茶の間に置いて部屋に引っ込もうとすると、「こんなかわいいぼくをおいていくの?! しんじらんない!」という顔をされる。
 聡太くんは脳筋だが人間の言葉がある程度わかるので、「ご飯食べるか?」とか「かつおぶし食べるか?」とかと尋ねると「ううぅ〜」と返事をする。人間に甘えるのが得意なのだと思う。
 人間も聡太くんからの愛に応えねばならないのだなあと思う。聡太くんは愛すれば愛してくれるかわいいやつだ。ちょっと愛が重いこともあるが、人間大好きで甘えてくるのだから喜んで猫の下僕になるしかない。

 きのうローカルニュースで観たのだが、近くの縄文時代の遺跡にある資料館に新しく土偶を拡大したり回転したりできるスクリーンができたそうで、遺跡大好き人間としてはぜひ大型連休あたりで行きたいのだが、聡太くんに昼ごはんを食べさせねばならないので行けない可能性がとても大きい。
 というか5月になったら聡太くんをワクチン接種に連れていかねばならない。なんと一発で5000円ぶっ飛ぶワクチンだ。古代遺跡どころの騒ぎではない。
 お腹のサプリメントももうじき終わってしまう。3箱買うと安くなるし送料無料になるのだが、安くなっても一箱3000円くらいするのでなんだかんだ1万円近くぶっ飛ぶ。まあ聡太くんの健康が守られると思えば安い安い……と、ため息混じりに思っている。

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