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きょうの聡太くんとヘドロ飼い主 2023/2/25

 きのう、このnoteの記事を更新してから、いつもの獣医さんに行って聡太くんのお腹の薬を出してもらった。
 ついでに「少しお金がかかってかまわないので、なにか根本的に治す方法ってありませんか」と相談してみたところ、
「根本的っていうのがよく分からないねえ」と、すごく頭のいい人の返しをされた。つまり、設備のいい大きな獣医さんで腸の粘膜を調べるだとか検便するだとかして、悪い菌がいないか調べることはできる。しかし猫のお腹の塩梅なんてキャットフードが変わったとか環境が変わったとかそういうことで治ったりするので、とりあえずキャットフードを変えるところから始めてみたらどう? ということだった。
 確かに腸の粘膜の検査なんてすごい勢いでお金が飛んでいきそうだし、キャットフードを変えたら治るかもしれないのにお金をつかって検査するのももったいない気がする。
 さすが頭のいい人は違う……と思ってしまった。いつもの獣医さんは父氏と高校で同じ学年だったひとだ。いまでこそちょっと出来のいい子がいく程度の学校になった父氏の母校だが、父氏の高校生当時は近隣ナンバーワンの進学校で、女子はとても少なかったという(いつもの獣医さんは女医さんである)。
 そしてさらに思い出されるのは漫画「動物のお医者さん」だ。いつもの獣医さんも、おそらくあの呪文みたいな語呂合わせを覚えて国家試験を突破したのである。やはり獣医さんというのはすごい人だ。

「なに? なんなの? たべれる?」


 家が聡太くんの毛に侵略されている。
 このnoteの原稿はスマホにブルートゥースでキーボードを接続して書いているのだが、キーボードがいつの間にか毛だらけになっていた。きのうは母氏が昼ごはんのチャーハンを台所の床にこぼして、母氏がそれを口に入れたら毛まみれだったらしい。
 冬毛というやつなのか、聡太くんは夏に比べたらずいぶんモサモサしている。フワフワだ。
 これから次第に春になるわけで、そうしたら聡太くんはしゅーんと細くなったりするのだろうか。なにぶん去年の夏は文字通り猫っ毛の子猫だったので分からない。
 タイツの足の裏は毛まみれだ。家のなかはいたるところ毛まみれだ。それをみて、「猫と暮らしているんだなあ」という実感を得るのであった。

 叔父上から借りた「オーバーロード」という大判ライトノベルがバチクソ面白くて困っている。今月中に1巻を読み切るプランを立てて読んでいるのだが、ダークな世界感なのに主人公の名前が「モモンガ」なのがかわいい。そしてアルベドさんがえっちだ。
 サ終したゲームの世界に取り残されてログアウトできなくなるというなかなか恐ろしい話なのだが、テンポよくパキパキと進んでいくのが面白い。そして一章を読み終わって、現状どういう展開になるのか想像できない。
 サ終したゲームといえば大昔「栽培少年」という変なソシャゲをやっていたが、サ終が決まったときにフレンド欄の一言コメントで「またどこかで」「いままでありがとうございました」と感謝の言葉が綴られていたのを思い出す。あの仲間たちは元気だろうか。

うとうと……。


 今朝もEテレを見ていたわけだが、今朝の「なりきり!」がハダカデバネズミを取り上げていて、いいものを観た、と思った。ハダカデバネズミを初めてテレビで観たときの衝撃はいまだに忘れられない。ハダカデバネズミになれるなら布団係になりたい。
 明日は調子がよかったら将棋道場に行こうかな、と考えている。たまに指さないと忘れそうだ。それに公民館に集うおじさんたちが長い感想戦を始めたときに「そろそろ帰りたい」と意思表示する最強手段である腕時計の電池も交換したわけだし……。
 それはそれとして王将戦も気になる。藤井聡太先生の伝説が続いてほしくもあり、しかし羽生先生のタイトル100期を見たくもあり……というたいへん悩ましい状態である。
 このあいだの朝日杯の決勝は思わず夢中になって観てしまった。やっぱり藤井聡太先生は強い。
 そういう賢いひとの名前をつけたというのに聡太くんは基本的に脳筋である。人間だったらぜったいジャイアンみたいなやつだ。ドラえも〜ん、賢くなる薬出して〜。

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