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きょうの聡太くんとヘドロ飼い主 2023/11/29
きのうの夜、聡太くんが膝の上にいるときに、12月1日のガガガ一次の発表とカクヨムコン開始が不安すぎて大声で泣いてしまった。聡太くんは目をまん丸にして「なんだおまえ!?」という顔をして逃げていった。悪いことをしてしまった、と思った。
わたしはふだん元気なふりをしているが基本的に病人なのだと母氏に言われた。病人だから、過度の緊張で具合を悪くしたのだ。
まだ緊張は続いている。たいへん具合が悪い。まああさってになれば楽になることではあるのだが、ガガガが一次落選だったらメンタルがおろし金にかけたみたいに削れるんだろうな……と戦々恐々としている。
今朝聡太くんは特にわたしを怖がるでもなく、卵かけご飯を食べた茶碗をペロペロなめていた。かわいいやつだ。きのうはごめんな、と声をかけて撫でようとしたら手をなめられたのだが、単に手に生卵がついていたのかもしれない。
聡太くんはナデナデさせてくれないひとである。そういうものだ。
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聡太くんはナデナデさせてくれないが人間の膝が大好きである。ちょっとソファに座っていると「よっこいしょ」と膝に乗ってくる。かわいい。
聡太くんのお腹に顔をうずめてスーハーしたいが、もちろん断固拒否されてしまう。頬ずりすると顔を噛まれる。膝に乗ってやるだけで満足せよとお命じになられているのかもしれない。
最近母氏の猫アテレコがどんどんおかしい方向にいっている。「やあれでぃーたち! きみたちのたのしいわだいといったらぼくだろう?」と、ちびまる子ちゃんの花輪くんみたいなアテレコをする。わけがわからないよ、である。
まあ猫は人間の言葉がはっきりとはわからないわけで、その逆もしかり、であるため、猫がなにをしゃべっているかの解釈は人それぞれだ。楽しければそれでいいのである。
きょうは感情を爆発させないように気をつけようと思う。絵画教室ではなるべく猫と花の話だけするつもりだ。絵の先生は諸外国の悪口や政治家の悪口を悪意なく、それが当然みたいに楽しそうに話す人だ。でも猫と花の話をしていればそんなに悪いことは言わないのである。
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いや今現在もメンタルが爆発しそうだ。絵画教室など休んで寝ていたい。聡太くんと昼寝すれば一気に回復するのではなかろうか。
とりあえずフリーレンの録画を見てあつ森とバテン・カイトスをして午前中を過ごすつもりではあるが、それで大人しくできるのだろうか。
やはり猫を吸わねばならない。聡太くんはいま顔をクチャクチャにして香箱座りのまま寝ている。いまのうちにそっと近寄って吸えば吸えるかもしれない。
まるでなにか悪い薬みたいに猫を吸うわけだが、猫依存症の重篤な人向けに「ネコレット」というのは出ないのだろうか。パッチを貼ると猫吸い成分と同じ成分を摂取できる、みたいなやつ。
いや猫吸いに中毒する成分はないし、パッチで猫吸いした気分になれるわけがない。そこにあたたかい生身の猫がいるからこそ猫が吸えるわけで、だとしたら猫吸い中毒は科学的にパッチを貼るなどで対応できるニコチン中毒よりタチが悪いのだと思う。
聡太くんが元気ならそれでいいのだ。頼むから来年は7月のワクチン一発と爪切り以上の医療費が必要にならないといいな……と思う。
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