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きょうの聡太くんとプレイバックたまちゃん 2023/6/27

 きょうは大雨が降るらしいのだが、現状その気配は全くない。太陽がギラギラしている。
 きのうはすさまじく暑かったので、聡太くんはついに「刀」の字になって廊下に落ちていることを覚えた。たまちゃんもよくやっていたポーズだ。
 猫というものは暑いと廊下に落ちているものだが、去年の夏聡太くんはガチの子猫だったので落ちているほど図々しくなかったし、暑くても元気だった。
 その聡太くんが廊下に落ちているのだから、猫らしくなったなあと嬉しくなるし、もう大人なんだなあ、と思う。
 聡太くんは自分のお布団が好きなのだが、どうも窮屈そうになってきた。寝ていれば体のどこかしらがはみ出している。子猫のころはあんなに余っていたのに。
 まだ大きくなるのだと思うとわくわくがすごい。どんどんでっかくなってほしい。
 それから聡太くんが「刀」の字で落ちているのを見るたびに、「体でかっ……顔ちっさ……!」となる。小顔のイケメンくんだ。かわいい。

はみ出し寝。


 最近聡太くんはよく玄関にいる。玄関マットの上で日向ぼっこをしていたり靴箱の上で待機していたりする。
 待機のアグレッシブさがたまちゃんと違う。たまちゃんは廊下でひっそりと家族が帰ってくるのを待っていたが、聡太くんは誰か帰ってくると大喜びで玄関のたたきでゴロゴロする。
 もし人間が帰ってきたとき聡太くんが茶の間にいるなら、即体を起こして「ひゃんっ!」と叫んで玄関にダッシュする。とてもかわいい。
 聡太くんは人間が大好きなのだなあと思う。帰ってくる人間だけでなく誰がきてもほぼ同じリアクションである。物怖じしないのだ。新聞の集金のおばさんだとか灯油の宅配だとか親戚だとか、だれがきても「ひゃんっ!」だ。元気がよくて大変よろしいのだが、猫に悪意を持つ人が来たら、と思うと心配だ。
 聡太くんは人間を疑うことを知らない。もっと警戒心は出さないのか、と思ってしまう。本能仕事して、である。
 しかし仕事してほしくない本能もある。虫をとにかく追いかけまわすのだ。これは人間の勝手な意見なのでまあ諦めるしかない。猫は強い生き物だ。

「ひなたぼっこ、きもちいい……」


 どうも写真がうまくならない。もっとイキイキとした写真が撮りたいのに、だいたい寝ているか日向ぼっこしているかあくびしているかである。
 飛行猫やにゃんプロ(猫のプロレスごっこ)みたいな写真を撮りたいのだが、聡太くんには飛行する場所もなければにゃんプロする相手もいない。退屈ではないだろうか。
 よく近くにいるときに「可愛いねえ」と手を伸ばすと激しくガリガリと噛んでくる。可愛いが痛い。結局噛み癖は治らないままだ。これじゃ「動物のお医者さん」のガブリエルくんである。
 可愛いねえと手を出してガリガリ噛まれるのを毎日やっているわけだが、それでいくらかストレスが緩和されているならそれでじゅうぶんである。飼い主の腕などどうなっても構わないのだ。

 きのう、テレビで猫好きタレント特集みたいなのをやっていて、岩合さんが出るということで録画しておいた。
 猫は可愛いだけではないが可愛いものは可愛いのでテレビ番組になるのだろう。ちゃんとした猫好きが出ているようだったので録画を観るのが楽しみだ。

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