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きょうの聡太くんとプレイバックたまちゃん 2024/1/19
聡太くんと暮らしていて、最高に幸せなのが夕方膝に聡太くんをのせているときと、わたしが昼寝している脚の上に聡太くんがいるときなのだが、ひとつ疑問というか、ある可能性を見つけてしまった。
たまちゃんは母氏の膝には甘えにいったが、わたしの膝にはこなかった。つまりわたしの膝の乗り心地がよくなかったということだろう。
しかし聡太くんは喜んで膝にくる。まあ聡太くんは人間大好きくんだから当然だ。しかし、ふと思ったのだ。
単純に、たまちゃんが健在だったころより、わたしの太ももがたるんでいて低反発マットレスのような寝心地になっているのではないだろうか、と。
いやな可能性に辿り着いてしまったわけだが、それでも膝に乗って甘えてくるのはとてもとてもかわいい。そうやって簡単にほだされているのである。
聡太くんの甘えん坊ぶりのかわいいことときたら。だから太ももの肉が少々たるんでいてもいいことにしようと思う。それはそれとして少し痩せたい。
ボール遊びにはコツがある。基本的に聡太くんはボールが大好きだが、ただ投げてやっただけでは反応しない。
聡太くんの目の前で、ボールを振って鈴を鳴らしてみせると、それだけでボールをロックオンして、投げると追いかけていく。なので、夜は「これなーんだこれなーんだ」と見せびらかしてから投げる。そうするとダダダダーっと走って茶の間に入るので、もういっぺん茶の間にボールを投げて、そっ閉じして部屋に戻るのだ。
きょうも聡太くんはドアをちょっと開けてボールを狙う新しい遊びをしていた。やめなさいよ。灯油が燃えるのよ。困るのよ……。
聡太くんが楽しそうにしていればそれが楽しいので、できれば新しい遊びを邪魔したくないのだが、灯油がどんどん消費されることを思うと新しい遊びを邪魔することになってしまう。
だから聡太くんにおかれましては、もうちょっと家計に優しい新しい遊びを思いついていただきたい。暖かいところに住んでいる人にはわからないかもしれないが灯油はくっそ高いのだ。それを冬の間、月1とかそれ以上のペースでたくさん買わねばならないのだ。だから我が家ではお正月にカニを食べられないのである。
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きのう、寝間着のズボンのウエストゴムが伸びてしまったので、ちょっと詰めて、結び目がごろごろすると痛いので縫い縮めようとしていたら、聡太くんが「なにやってんの? ねえねえ、なにやってんの?」と来てしまった。
たまちゃんは好奇心ほどほどの穏やかキャットだったので、裁縫したりミシンを出したりしても「ふーん」という反応だったが、聡太くんが来てからこっち、ミシンにいっぺんも触っていない。ぜったい危ないからだ。
かれこれ2年近く置きっぱなしのミシンである、壊れているかもしれない。刺繍などのいろいろな機能のついたすげー高いものだったような気がするのだが……。
自分の部屋に持っていけば使えるかなあとも思うのだが、部屋にミシンを広げられるスペースがない。詰みだ。きれいな詰みだ。
とりあえずぜったいに裁縫が必要なわけでなくてよかった。そこだけは結婚したり子供を持ったりしなくてよかったところかもしれない。毎学期雑巾を縫うとか絵本バッグを作るとか、そういうことは聡太くんがいる限り不可能だ。
でもそういう立場だとそもそも聡太くんと暮らそうと思わなかったかもしれない。人生万事塞翁が馬、というやつである。少なくとも今は、聡太くんと一緒に暮らせるのがとてもとても幸せだ。
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