きょうの聡太くんとヘドロ飼い主　2023/12/30

　きょうもなぜか早起きしてしまった。朝ドラも０６５５もないのに５時台に目が覚めてしまったのである。きのうもそうだった。遠足の前の晩の小学生みたいだ。ただわたしの通った小学校の遠足はバス遠足でなく近くの山まで歩かされるガチの遠足だったのであまり好きではなかったのだが。
　きのうは「ファミリーヒストリー」の草刈正雄特別編を夜遅くまで観ていた。たいへん面白かった。草刈正雄が父方の親戚を尋ねてアメリカに行く話で、アメリカの親戚が草刈正雄のことを知り、「真田丸」のＤＶＤを全巻買って１日３話ずつ観たというエピソードがとてもよかった。草刈正雄のモスト・フェイマス・ティービードラマ・シリーズだもんなあ……と思った。英語版のＤＶＤもあるのだろうか。
　で、人間が夜更かしをしていると噛むひとは、見事にスヤリンコフと寝ていた。聡太くんは「ぼくねむいの……」とばかりにスヤスヤと寝ていた。人間が寝ることになってもボール遊びをせがんでくることもなかった。異様にお利口さんであった。なんだか怖い。

「だっこ……」

　最近聡太くんは新しい遊びを覚えた。
　興奮している聡太くんの真上にすっと腕を伸ばすと、「わーい！」と飛びついてくるのだ。なんだかよく分からないが楽しそうでよい。
　腕にしがみついて、床に落下する際、見事に体勢を立て直して４本の足で着地する。すごい、ウルトラＣだ。
　運動神経がよくてうらやましい。聡太くんであれば体育も好きなはずだ。持久走は苦手そうだが。

イケメンですこと……。

　いま、「らんまん」の総集編を流しながら書いているのだが、すごく面白くてこの記事を書くのが進まない。えねっちけーの怒涛の年末総集編である。きのうの「どうする家康」もけっこう観た。なお「ブギウギ」のダイジェストは最後まで観ても映画に間に合った。
　きのう御成座のオナリック・ショック映画祭で「サイコ・ゴアマン」を観てきたわけだが、なんというかトンチキＳＦ特撮映画でとても楽しかった。人生初で映画のパンフレットを買ってしまった。しかしサイコ・ゴアマンのパンフが人生初の映画のパンフになったのはどうかと思う。
　でも今年はたくさん映画を観た。来年もなにか面白いものを見られたらいいなと思う。

御成座は絵看板が素晴らしいのだ。

　聡太くんは卵が好きだ。しかもどんどん卵好きに拍車がかかっている。今朝なんか卵を割った瞬間「それはたべられるやつですか！？」と台所に猛ダッシュしたし、卵の殻を流しの三角コーナーに捨てたらなめようとしたらしい。もちろん台所の床にはにゃんこあんよスタンプがペタペタされてしまった。のでケージに入れた。
　母氏がスクランブルエッグを少々分けてやったら、聡太くんはうまいうまいと食べていた。健康そのものだ。エッグプロテインだ。
　食べすぎるとお腹を壊すのでデブ猫にはなれそうにはないが、筋肉質猫にならなれるかもしれない。ムキムキになったら面白い。
　そういえばさっき書いたとおり今朝うっかり早起きしてしまって、母氏と動画をぼーっと観ていたのだが、賢いゴールデンレトリバーの動画を観た。届け物をしたり「よし」と言うまで絶対に食べなかったり、賢すぎてビックリした。
　猫はそういうことをしないのがいいところである。あくまで自分本位の生き物だ。人間の役に立とうなどと考えもしないのだ。素晴らしい生き物である。わたしもそうなりたいが人間はそうなってはいけない。
　聡太くんは最近廊下のドアのドアレバーに伸び上がって「なんだこれはぁ？」とよくやっている。開けたら賢い猫の仲間入りだがそこまで知恵は回らないらしい。かわいい。